コンサルティングでのコーチングの威力
15年前にコンサルタントとして独立したの ですが、とてもうまくいっているとは言い難いものでした。その頃の自分は仕事を獲得することよりも、コンサルタントとして実績を上げたい気持ちが強かったのです。しかし一生懸命に考えて提案しても、行動に移してくれないことが多く、当然、結果も伴いません。そのとき出会ったのが「コーチング」です。「コーチング」とは、対話を通じて相手の潜在能力を引き出し、自発的な行動や目標達成を促すコミュニケーション技術、と定義されます。子育てや人材教育と同じです。「このやり方があなたにとってベストだから何も言わずに指示に従いなさい」と言われたらほとんどの人が抵抗するか、しぶしぶ従ってもやる気などなく、ましてや自発的になることなどないでしょう。社長を除外してコンサルだけでいくら時間と労力をかけた解決策を用意しても、心から前向きに自ら行動を始めることにはつながりません。10数年前、コンサルティングのやり方を変えようと、新しく銀行から依頼された案件に望みました。拙いながらもコーチングを活用し、そして何よりも社長の想いや考えを丁寧に傾聴し深掘りして拾っていき整理することから始めました。2度目のコンサルティングで、社長が突然、「そうだ!これが本当にやりたかったことだ!気づかせてくれてありがとう」と感謝を示してくれたのです。(その後、寿司を御馳走していただきました)これがコーチングによる初めての成果でした。