【巻頭コラム】しがく新聞3月号 | キャリアコンサルティングの広報室

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#八王子ビートレインズ #ミスワールドジャパン

 

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東京八王子ビートレインズ 47番目の開幕

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令和3年2月6日。待ちに待った東京八王子ビートレインズの開幕を迎えることができました。この日まで本当に長かったです。

ここまでたどり着けたのも、多くのスポンサー様や、ファンクラブの皆様、

スタッフたち、社員やメンバーさん、全ての関係者様のおかげです。

心から感謝を申し上げます。

オーナー企業に就任してから、開幕戦を迎えるまでの1年の出来事を振り返ってみたいと思います。

 

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 令和2年3月30日に正式に東京八王子ビートレインズのオーナー企業に就任。

当時はコロナ禍で、6月までの全試合が中止になった上に、

記者会見を開けず、誰にも発表できませんでした。


 6月末のエスフォルタアリーナ八王子での記者会見も小規模でおこない、

寂しいながらも、公に発表できたという小さな一歩を喜びました。


 スポンサー様にも先が見えない不安を感じさせてしまったと思います。

選手たちのボランティア活動や、社員の頑張りを評価いただき、

少しずつスポンサー様からの応援の声が増えてきたことが、何よりの励みになりました。

不安になったり、感謝したり、涙した八王子の夏は一生忘れません。


 初めての選手たちの練習見学の際にはお互いに緊張がありました。

マルコHCとは言葉の壁もあります。ただ、顔を合わせる度に、

選手たちも笑顔が増え、マルコHCとも心が通じていく感覚がありました。


 B3リーグの開幕は、コロナ禍で例年より3カ月も遅い1月でした。

1月8日のエスフォルタアリーナ八王子での開幕戦に向け、

約1年ぶりの試合に選手も高揚します。スタッフも関係者も皆、胸を躍らせます。


 ところが、開幕戦の前日、スタッフ全員で必勝祈願の参拝をした日に、

チームの数名が新型コロナウィルスの陽性判定を受けました。

そして選手が全員、濃厚接触者の扱いとなりました。

全選手が自宅待機となり、約1年準備してきた開幕試合は、前日に中止となってしまいました。


 頭が真っ白になりました。一番に出てきたのは、スポンサー様はじめ、

多方面で応援してくださっている方々に本当に申し訳ないという思いです。


 しかし、八王子市役所、八王子商工会議所、スポンサー様からは、

叱責どころか選手やスタッフを気づかう温かいお言葉をいただき、涙が出ました。


 初戦は2月6日。他チームは次々と開幕していく中、

八王子がBリーグ47チーム中最後、47番目の開幕を迎えることとなりました。

当日、ビートレインズのカラーに染まったアリーナに感動しました。

しかし待ちに待った開幕戦は、惜しくも届かず静岡に敗れました。正直、悔しかったです。

しかし、開幕ができた、試合ができたという事実に心は不思議と

「感謝」という一念で満たされていました。

 

スポンサー様、ファンクラブの皆様、スタッフたち、関係者様。

そして、勝利を届けようと力を振り絞って戦った選手たち。

皆様の応援が選手たちの力になって一つにまとまっていく様子をみて、

全てが財産だと感じました。


 すると翌日の試合ではバスケの神様が微笑みました。

残り12・1秒での大逆転で、劇的な初勝利!

応援してくれた皆の気持ちが引き寄せた涙の勝利でした。

 


 ビートレインズのオーナー企業に就任して約1年。

1年前とは比べ物にならないくらい、チームが大切なものになっています。

特急「東京八王子ビートレインズ」の疾走は始まったばかり。

皆様の応援に支えられながら「みんなのビートレインズ」を作っていきたいと思います。

これからもよろしくお願い申し上げます。

 

 

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