2月23日(火・祝)
銀座ブロッサムでおこなわれた、
『二宮金次郎』上映&講演会 に行ってきました。
なんと、会のはじめには・・・
『二宮金次郎』の監督・五十嵐匠さんもお越しくださり、
映画にかける想いをスピーチしてくださいました!
◆五十嵐監督・プロフィール
1958年青森県生まれ。
'96年にはピューリッツァー賞カメラマン沢田教一の軌跡を追ったドキュメンタリー映画『SAWADA』で毎日映画コンクール文化映画部門グランプリ、キネマ旬報・文化映画グランプリなど数々の賞を受賞。『地雷を踏んだらサヨウナラ』('00浅野忠信主演)、『長州ファイブ』('07松田龍平主演)、『半次郎』('09榎木孝明主演)、『十字架』('15小出恵介、木村文乃主演、重松清原作)などを監督。 国内外で高い評価を得ている。
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◆映画『二宮金次郎』
二宮金次郎の生い立ち、逆境にも挫けず村の復興のために奔走する姿に胸が熱くなります。
映画を通じて学んだのは、「報徳」の教え。
すべてのものや人に"徳"がそなわっており、その"徳"を見出し、社会に役立てお返ししていくことを「報徳」と呼ぶのだそうです。
機会がありましたら、ぜひ映画『二宮金次郎』をご覧ください!
©映画「二宮金次郎」製作委員会
【ストーリー】
かつて多くの小学校の校庭に設置されていた薪を背負いながら本を読む少年の像で知られる二宮金次郎の、あまり知られていない半生を描いた伝記ドラマ。両親を亡くし、兄弟とも離れて暮らす幼少期を送った二宮金次郎。青年になった金次郎は小田原藩真から桜町領(現・栃木県真岡市)の復興を任される。金次郎は自身が思いついた独自のやり方で村の復興にあたるが、保守的な村人たちから大きな反発に遭ってしまう。そんな中、小田原藩から侍・豊田正作が新たに派遣となり、「金次郎が秩序を壊している」と、金次郎の施策にさまざまな妨害をし始める……。
2019年製作/113分/G/日本
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映画『二宮金次郎』の最新情報はこちらから!
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◆講演「令和によみがえれ!二宮金次郎」
講師は、しがく総合研究所 所長の 清水 崇史さん
みなさんもご存知、歴史に学ぶリーダーシップ講座「二宮尊徳」「後藤新平」を担当されている、清水さん。
講演では、二宮金次郎はどんな人物だったのか、報徳をはじめ、二宮金次郎の教えをわかりやすく解説してくださいました。
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ポイントをいくつかご紹介!
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●報徳をわかりやすく例えるならば「テイク&ギブ」の精神。
ギブ&テイクは、見返りを求めるが、
テイク&ギブは、もうすでに頂いているので譲ります!
もう幸せなんだから頑張ろう!と自分が頑張れば周りが良くなる。
●報徳とは「至誠」を基本とし「勤労」「分度」「推譲」を実行する考え方
至誠…「まごころ」のこと。
勤労…物事をよく観察・認識し、社会に役立つ成果を考えながら働くこと
分度…自分の置かれた状況や立場をわきまえ、それにふさわしい生活をすること
推譲…生活の中で余ったお金を、将来の家族や子孫のために貯めておくこと。他人や社会のために譲ること。
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もっと知りたいぞ!という方は、
歴史に学ぶリーダーシップ講座「二宮尊徳」をオススメします!
▶ メンバーさんはマイページをCHECK!
最後に、この会の主催者・寺子屋「玉川未来塾」玉川さんより、ご挨拶がありました。
この企画を通して、日本の正しい歴史を知り、理解につながればとお話していました。
このコロナ渦だからこそ、
感謝を忘れず、周りに喜んでもらえる行動を心がけていきたいですね。