【巻頭コラム】しがく新聞4月号 | キャリアコンサルティングの広報室

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スキューバダイビングのインストラクター

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ずいぶん昔の話ですが、

趣味でスキューバダイビングを

していました。

 

スキューバダイビングという

レジャースポーツはとても楽しく、

かつ学んだことが大変多かったです。

 

さらに、当時担当をしてくれた

西村インストラクターが

とても格好良くて憧れたものでした。

 

スキューバダイビングの

インストラクターから学んだ

リーダーシップを振り返ってみます。
 

 

味で始めたスキューバダイビング。

 

一時は毎週のように伊豆に出かけ、

1日に2、3回は潜りました。

 

伊東のクマノミ、伊豆海洋公園のクエ、

富戸のアオリイカの産卵、

時々出会うマンボウなど、

海に潜るのは毎回本当に楽しかったです。

 

沖縄の海では、海の透明度が高く、

まるで空を飛んでいるような錯覚をおぼえ、

ハワイでは亀の進行を妨害すると罰金だと聞き、

慌てて道を空けたものでした(笑)。

 


ダイビングを楽しむ上で重要なのが、

インストラクターの存在です。

 

通算1万回以上潜った方もいるらしく、

まさに海の中のスーパースターです。

 

初めのうちは海に潜るのに不安もありましたが、

インストラクターと一緒だと、

安心して楽しめました。

 


楽しい遊びである一方、

海に潜ることには

相当なリスクが付きまといます。

 

時々、海の事故で亡くなる方も出ます。

 

インストラクターからすると、

お客様の安全管理は絶対です。

 

いかなる状況でも冷静に対処し、

お客様の命を守らねばなりません。

 

お客様の命を預かるため、

インストラクターの資格を

取得するためには、

高度な知識と技術が求められ、

厳しい訓練をします。

 

例えば、水着の状態のまま、

ボートから不意に海に落とされます。

 

ウエットスーツやマスク、シュノーケル、

タンクなど投げ入れられて、

海面で完璧に装着できるかの訓練をします。

 

波もあるので、かなり難しいです。

 

潜っているときに、不意にマスクを外されもします。

 

マスククリアーという技を使って

通常の状態に復帰するための訓練です。

 

あらゆるトラブルに

対応できるように教育されます。

 

狭き門であるスキューバダイビングの

インストラクターは、

そうした厳しい訓練を乗り越えた方です。

 

波でボートの揺れが強いときには、

インストラクターは皆の笑いをとり、

船酔いしないように盛り上げてくれる、

そんな人間性も尊敬しました。

が2mを超えると

ボートが出せませんので、

浜辺から海に入ります。

 

浜辺の少し沖からでも皆が楽しめるよう、

ブリーフィング(事前ミーティング)をします。

 

事前にウミウシの説明や

イザリ魚の魅力を伝えてくれ、

図鑑と同じ種類が見つかれば、

水中でも盛り上げてくれます。

 

こういったブリーフィングのおかげで、

とても楽しいダイビングになりました。


インストラクターは

様々な局面に対応できるよう、

リスク管理を徹底しています。

 

リーダーとして非常に勉強になることも多かったです。


皆で沖縄でダイビングを

することになったときの事です。

 

空港に集合したとき、仲間の一人が、

ダイビング機材が入ったバッグを

全て家に忘れてきました。

 

青ざめる仲間に対して

西村インストラクターは

「こういう事もあろうかと思い、

もう1セット持ってきていますよ」

とニコリ。もの凄く格好良かったです。


リーダーとは、

鍛え抜かれた実力の持ち主であり、

事前準備の達人だと学びました。

 

 

今振り返っても

西村インストラクターの影響は大きく、

人柄が良く、

どこに行っても笑顔で挨拶している姿が

印象深いです。

 

 

私もそんな素晴らしい

リーダーを目指して

これからも精進していきます。