6月に入り、エアライン業界でも
試験の進捗状況で一喜一憂することが
当たり前の日常に・・・
そんな中、大学でもキャリアサポートに
携わらせていただいている私は
久々に号泣する学生を目の当たりにしました
この涙は尋常じゃない!!
そう瞬時に察した私は、早速彼女とともに別室へ・・・
その涙のわけとは、彼女の内定先に対して、両親の反対があり
これまで必死に努力を重ねてきた私は一体何だったのか?
何故今になって反対をするのか?・・・といったもの
ここまでは非常によくある
親子の進路に対する意見の食い違いに過ぎないのですが
そうなった背景に、今の時代を感じずにはいられませんでした
親御さんが、その内定先に反対するベースとなったのが
まさに今の時代を象徴するもの
そう「ネット」だったのです
さすがに「またか・・・」とため息の出た私は
ある記事を思い出していました
それは、アースミュージックアンドエコロジーで有名な
アパレルブランド、ストライプインターナショナルの社長
石川氏の言葉です
彼は自身の強みを
「過去のやり方を捨てられること」だと言います
その一例としてあげられているのが
「全員正社員」の撤廃
そのきっかけとなったのは
女子学生へのインタビューだったというから驚きです
彼女たちの中には正社員にならず
あえて非正規社員の道を選択する人が多い
その理由を尋ねたところ・・・
「社会人になるのが怖いんです ネットをみるとどの会社を調べても
悪いことが書かれてある 会社説明会に行くといい話しかしないのに
どっちが真実なのかわからない」
確かに今どきは
「会社名」と「ブラック」の2つのワードでネット検索をかければ
ほとんどの会社でネガティブな書き込みが見つかる
ただ学生もずっとアルバイトでいいとは思っておらず
「お試し入社」をしたいという
短期間アルバイトとして働き
ネットに書いてあることの真偽を自分の目で判断し
その上で正社員として働くかどうかを決めるという流れが彼女たちの希望
これがネット社会の新しい考えなのだと納得した彼は
いきなり正社員になるのが不安なら
正社員登用を前程としたパートアルバイト制度を
導入したところ、応募が殺到したとのことなのです
話は少しずれましたが・・・
昨今まるで流行語のようになってしまった
「ブラック企業」という言葉
日々学生たちと過ごす中で
この言葉を聞かない日はないと言っても過言ではありません
でも一体何をもってブラックというのでしょう?
その基準は?
そしてその噂を流しているのは一体・・・?
ここにも情報過多時代の恐ろしさを感じずにはいられません
また現在は、学生の約4割が自分の就職先を
「親の意向」で決めていると言われています
その影響で親を対象にした
会社説明会を行う企業も少なくないという現実
改めて思います
一体「自分」はどこへ行ってしまったのでしょうか?
自分の目と耳と足は何のためにあるのでしょうか?
そして心は・・・?
就職活動における「軸」を考える前に
こんな時代だからこそ、周囲の雑音や情報に惑わされない
「ぶれない自分」を確立することが何より大切だと感じる私です