先日キャリアカウンセラーの先輩から
興味深いお話をお聞きしました
ある企業で、グループディスカッションが行われた時のこと
グループを牽引するリーダー的存在の男子学生が
最後に放った、たった一言で
面接での評価が一気に下がってしまったというのです
その一言とは・・・
人事からの
「面接はいかがでしたか?」に対して
「はい!楽しかったです!!!」というもの
面接を楽しんだ・・・この事実が彼の行く末を阻んだというから
驚きです
そしてそこに、日本企業特有の、古い体質を感じずにはいられなかった
のは私だけでしょうか?
しかし、これがもしアメリカの企業ならどうでしょう?
彼の姿勢は間違いなく高く評価されたはずです
実は何を隠そう私にも、過去に似たような経験があります
私が海外経験で得た一番の力と言えば
間違いなく
「Positive Thinking 」と「自分を信じる力」
そう自信を持っていえます!!
しかし、そんな私がアメリカの航空会社に入社し
まさか日本とアメリカの文化の挟間に戸惑うとは
一体誰が予測できたでしょうか?
アメリカの会社とはいえ「日本人crew」としての採用
この立ち位置がまた微妙で
お客様に対しても、また先輩や同僚に対しても
時にアメリカ的に、時に日本風にと
その場に応じた自分を「演じる」必要性があったのです
丁度、訓練も半ばに差し掛かった頃、訓練生と日本人教官との
面談がありました
これまでを振り返り、フィードバックを頂くというものですが
教官から
「訓練はいかがですか?」と尋ねられた時
私は毎日の苦しさと泣きたい気持ちを抑え
海外生活で培ったポジティブさでこう答えました
「はい!楽しいです!!!」
意識こそが、心の持ち方こそが、人や未来を変える・・・!!!
その事をいやと言うほど学んできたから!!
しかしその返答を聞くや否や
教官の表情はみるみるうちに変わり
「あなたは仕事をなめている!!!訓練なんてそんな甘いもんじゃない!!!」
とのゲキが飛んだのです!!
(ここってアメリカの会社じゃなかったっけ??)
またこんな事もありました
エアラインスクールに通っていた頃
当時「外資系エアラインコース」で学んでいた私は
多くの生徒が面接時に緊張するのと同様に
いや、もしかするとそれ以上に緊張を抱えていました
でもだからこそ忘れてはならないポジティブさ!!
ある日、先生から
「伊藤さんはいつも緊張しないの?」と尋ねられ
「はい!しません!!」と答えると
途端に「あなたは自信過剰です!!!」と
大きな説教を食らったのです
(ここって外資系コースじゃないの?)
ここでも又逆カルチャーショックを味うことになった私・・・
(一体どうすればいいんだろう・・・日本に適応できないよ、私・・・)
何事も、時として辛いことさえも
まずは
「自らが楽しむ!!!」
という欧米の姿勢とは異なり
未だに日本は
「耐え忍ぶ」「我慢」「謙遜」・・・・・
が美徳とされているという現実
あれから時が流れた今、いや今もなお
冒頭にあげた、本当は緊張したであろう学生が
「楽しかった!!!」と言ったことに対し
評価はおろか
「社風に合わない」「調和を乱す」と捉える企業
ダイバーシティとは名ばかりか・・・・
日本社会で真の「多様性」が認められるのは
一体いつのことやら・・・・?
クラウドナインHP