最近めっきり日差しが眩しくなり

いよいよ日傘が必要な季節の到来ですね

日傘と言えば、私には必ず思い出す、ある一つの光景があります

私が働いている大学の近くには、ある大手のエアラインスクールがあります

そこかしこを歩く、CA志望の学生を見て、私の同僚は言いました

「伊藤先生、エアライン業界を目指すには

 みんなあんな恰好をしなきゃいけないの?

 何だか全員、同じに見えるんだけど・・・」

いやはや、おじさん達がジャニーズの新人タレントを

見分けられないのと同様に

もはや私も彼女たちに「違い」を見いだせないなぁ・・・

いや、おひとりお一人とじっくり話をすれば

そこに「独自性」を感じるのでしょうか?

とは言え、そんな私も彼女達を否定できません!!!

何故なら、一昔前は私もそんな

One Of Them=その他大勢」だったのですから・・・

そしてその「集団」を抜け脱せない限り、

決して選ばれる事はないのだという事実を

その後の人生で嫌という程、学ぶ事になるのです

恐らく彼女達は「CAになる為」の

ステレオタイプを叩き込まれているのでしょう

今思えば、かつてエアラインスクールに通っていた私が

正にその代表選手でした

夏が近づいたある日、先生は私達に

「日焼け禁止命令」を出されました()

日焼けはCAには似合わない?とでも言わんばかりに

私はそれを忠実に守り、外出時は絶対に日傘や日焼け止めで自身を

完全防備していました

21歳 太陽の光を最も楽しめる時期だと言うのに・・・(涙)

しかし、そんな事どこ吹く風とばかりに

日焼けで真っ黒なクラスメイトがいました

案の上、先生から注意を受けると、彼女はあっさり一言

「これで(CAを)落とされるくらいなら私は結構です!!!」

大学で自ら体育会ラクロス部を立ち上げ、

海外でも多くの親善試合をこなす彼女は、私の憧れの存在でした

また、ある時はみんながリクルートスーツに白のブラウスという没個性を

貫く中()一人だけストライプの爽やかなシャツ姿

「私はこれが一番似合うから!!」

そう言い切れる彼女の自信ある横顔を、

ただひたすら羨ましく眺めていました

そんな彼女はそのスクール唯一新卒でANAに内定!!

その時私は、「独りよがり」でも「わがまま」でもない

「確固たる自分」をベースに「自分にとって本当に必要なこと」を

「取捨選択」できる、その「強さ」というものが

圧倒的に自分には足りていないという事を

まざまざと思い知らされたのでした

「○○先生はこうおっしゃいましたけど 

 結局私は一体どうしたらいいのでしょうか?」

キャリアカウンセリングの度、ES添削の度、

この様なシーンに出逢います

そこには

「自分がどうありたいか」ではなく

「受かる為の書類」を作成する事に気持ちが先行し

人の意見に左右されがちな

哀しい現実があります

一流と二流の差には

「自分は自分」という確固たる自我の有無

その精神を育てて行くために

自分にしか歩めない、今を生きるという事

それこそが何よりの成功の秘訣といえそうです

クラウドナインHP

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