先日・・・
「母がCAで、私も将来CAになる事が当たり前の様に育ってきました!!」
という生徒さんに立て続けにお逢いする機会がありました
すると周囲から・・・
「お母様の時代のCAと今が違うって事を、
理解した上で目指しているんでしょうかね~」
という厳しいご意見が・・・
なるほど、時代の移り変わりと共に、「待遇 にも違いが生じる中で、
職業に対する捉え方も又それぞれだと
感じずにはいられない今日この頃
思い起こせば、私が新卒で就活をしていた頃が
丁度CAという職業に対する捉え方の 大きな転機だったのかも知れません
バブルが崩壊し、JALが業績悪化の為、
CAの採用を凍結
入社する予定だった内定者も自宅待機を余儀なくされ
航空業界にとって大きな暗雲が立ち込めたそんな時代
「正社員採用」が当たり前だったこれまでと打って変わって
「契約社員」という言葉が世に出始めた頃
これまである意味、崇められていたCAという職業に対して
「アルバイトスチュワーデス」等、揶揄を込めた表現が横行し始めたのもこの頃でした
「お客様の命をお預りするCAが契約社員だなんて・・・!!
この職業を本気で目指す人は(受験を)止めるべきだ!!」
そんな意見も飛び交う中、私は心の中で・・・
「今こそ本気の人が、残るはず!!
だからこそ競争は更に激化するだろう」
そう、心の中で思ったものです
先日LCCのCAとして活躍中の教え子から
こんな興味深い話を聞きました
それは 「今の若いCAとバブル期(もしくはそれ以上の)CAの
職業に対する捉え方の違い」です
新規航空会社やLCCの参入により、
時代は今「キャリア採用」 が主流となりつつあります
一から新卒を育てるより、コストも時間もカットして手っ取り早く
即戦力となりうる「経験者」を採用する事は、
殊に新規の航空会社にとっては
合理的な策と言えるでしょう
しかし狭い機内の中で1つのフライトを作り上げるには
クルーの意識統一が必須
そこに世代の違うクルーが混在すると、
どうやら「意識の違い が「行動の違い に現れる様なのです
ご存知の様にLCCの最たるウリは「運賃の安さ」
それを徹底するには、無駄なサービスはカット
なおかつ安全にそして定刻通り運航するには
「お客様は神様です」のレガシーキャリア的な発想ではなく
あくまでルール遵守、かつクルーとお客様との
「対等な関係性 がベースとなります
限られたインターバルの中で多くの便数を飛ばすには
「スピード感」も重要
そんな中、その姿勢にのっとって仕事を行う現代のCAと、
出来るだけ時間をかけて お客様お一人お一人に寄り添う
キャリア採用のCA
どちらが正しいというわけではなく、
ここにも時代の違いが出るのだと 感じずにはいられませんでした
又、LCCや小型機で運航するグループ会社では、
CAが機内清掃を行うのも当たり前
腰をかがめてシートベルトを元に戻す作業は
思った以上の負担がかかり、又 想像を絶するお客さまの忘れもの??
とでも言うべき「汚物」の処理等、 華やかな時代を生きたCAなら、
これが同じCA??とその現実を目の当たりにして ひるんでしまう事も・・・?
一方それをも仕事の一部と、いい意味で「割り切れる」今の時代のCAは
ここでもたくましさを発揮するのです
そんな姿を見て、「俺は客だぞ!!!!」を体現するある乗客が
「このなんちゃってCAが!!!こんな飛行機落ちろ!!!」
との 捨て台詞を残し、飛行機を後にしたとの事、
先日教え子から聞きました
私は思いました ここにも時代錯誤の人がいたのか、と・・・
最安値の運賃で飛行機を利用し、
LCCが何たるかを理解せず 又今の航空業界を知りもせず、
自分が尊重されないと憤慨し 暴言を吐く
私は心身ともにハードな毎日の中で
誇りと意義を持ち乗務する教え子の「本気」を
そして、かつてに比べ決して好待遇とは言えない中でも、
一途に航空業界を目指す クラウドナインの生徒さん達の「本気」を全力で応援したい!!!
なんちゃってCA上等!!!
「本気」は何ものにも勝るのだから!!
クラウドナインHP