ここ最近、ふと耳を澄ませば、決まって聞こえてくる音楽があります
「アナと雪の女王」の挿入歌
「ありのままに~Let It Go~」
さすがに、少々聞き飽きた感はあるものの(笑)
私が気になるのは、それを歌う2人のアーティストに対しての評価です
そう、松たか子さんと、May.Jさん
この二人の評価が意外にも 全く異なることに
私はここ最近注目していました
冷静に判断すれば、間違いなく歌唱力はMay.Jさんの方が 上だと思いきや、
世間の評価はどうやら少し様子が違う様です
同じ歌であっても「歌い手」もしくは「歌い方」によって
これ程までに 「伝わり方」が違うとするならば、
「話し方」なら尚の事!!
面接試験においても、同じ様なことを話しても
「伝わる人」と
「印象に残らない人」 がいます
それは単に表面的な(話し方の)テクニックの問題ではなく
どうやらもっと奥深い、根っこの部分にこそ、
その要因があるのでは?と私は考えます
先日ある生徒さんはこうおっしゃいました
「他の業界では自分らしさを出せるのに、エアライン業界の面接だと
途端に萎縮して緊張してしまうんです」
なるほど、彼女は早々に大手一般企業から内定を頂いています!
又、ある生徒さんは 「自分の発した一言で、将来が決まると思うと、
何も言えなくなってしまうんです」 とも・・・
普段の彼女は、本当に話しが上手く、一緒にいるだけでワクワクしてしまう
そんな存在
それがひとたび面接に入るや否や目に涙を浮かべ、
言葉を詰まらせてしまうのです
就職活動も期間が長引くにつれ、
一体何が正しくて何が間違っているのか?
自分の中に当然の事ながら迷いが生じます
良かれと思ったことに結果が伴わず、
失敗したと思ったことが逆に評価されたり・・・??
そして大学受験では予想だにしなかった
この「答えのない世界」を延々と彷徨い始めることとなり・・・
そんな事を半年、いや1年近く続けて行くうちに、
誰もがある一つの結論に辿り着く様です
それとは正に・・・ 「ありのままに・・・」(笑)
「先生、もうありのままの私でいきます!!!」
(もちろん、数々の試行錯誤、努力を重ねた後の話です)
誰かれともなく、そんな言葉を口にし始めた時、
その時こそが、 これまでの歩みが遂に形となる時期!!
そう心の中で私は嬉しく思うのです
「Let It Go」の25ヶ国語バージョンを視聴した海外の人の中には
それぞれの母国語よりも日本語で歌われた箇所に
心を奪われたという人が多数いると聞きます
正確なピッチでメロディを再現する人はいくらでもいます
歌唱法における技術の限りを尽くして、
聴き手を楽しませる歌手もいくらでもいます
そんな中、朗々と日本語でディズニーソングを歌う
松たか子さんの気風の良さは
日本語の母音の広がりに対して
何ら後ろめたさを感じない勝者の威厳に満ち溢れています
だからこそ、ディズニーの意図を損なうことなく
日本語で表現し直すことの苦心が伝わってくる、
その違和感も不服も最後に全て背負うのは歌い手だという迫力が、
彼女の声にはあるのです
そしてその姿勢こそが正に
「ありのままに・・・」
人種や言語の違いを超えて、
「説得力を持つ」とはそういうことなのではないでしょうか?
当たり前でいて、一番難しいこの姿勢を
何よりその人自身が貫けた時
多くの人の心にきっと想いが届くのです☆
クラウドナインHP