先日授業で生徒さんと、彼女が歩んで来たこれまでの道のり(自己分析)を
共に振り返っていました

小学生の頃からバレーボール一筋だったという彼女
一時期はプロを目指していたというから
その本気度はかなりのものです

高校は強豪校へ進学 
そこで様々な壁にぶつかると共に
見えてきたものも沢山あったとか・・・

彼女が話してくれたいくつかのエピソードの中で
一つ気になるものがありました

それは「中学時代の顧問の先生の教え方が全て!」
そう信じきっていた彼女が、
高校へ進学してから、
プレーにおける自分の「癖」を直すことが出来ず
苦労したというもの

そこには自分に自信が持てず、言われたことを100パーセント鵜呑みにする
幼い彼女の姿がありました

彼女は言いました

「あの時もっと自分の中で(先生からのアドバイスを)取捨選択出来ればよかったなぁ」

そんなやりとりを繰り返す中で
私はエアラインスクール時代の自身の姿が
頭によぎりました

その学校では校長先生が圧倒的な影響力を持っていて
彼は、夏になると生徒達に「日焼けは絶対にしない様に」
そうおっしゃいました

日に焼けすぎるとリクルートスーツが似合わなくなるから?
将来しみやそばかすの原因になるから?
それとも美しく白い肌は大人の女性に必須だから?

その理由こそ今となってはわかりませんが(笑)
私はそれをひたすら忠実に守っていました

ある日、授業で先生が一人の生徒に厳しくこうおっしゃいました

「○○君、日焼けはしないようにと言ったよね 君は肌の色が黒すぎるよ」
しかし彼女はすかさず一言
「ラクロス部の練習で毎日外にいるんです 仕方ありません」

当時彼女は女子大に通っていて、
ラクロスをやりたいもののあいにく学校にそれがなかったため
自らが部活を立ち上げ主将として大活躍をしていました

先生に対して毅然とした態度で自分の考えを主張する姿を私はただ呆然と
見つめるしかありませんでした

又ある授業で全員がリクルートスーツに
インナーは白いシャツを着用していたところ
彼女一人がブルーのストライプシャツという有様

彼女は言いました

「これで(このシャツを着ていることで)私がCA試験に落ちる位なら、
所詮私はその程度のものだって事よ」

結局彼女は一般企業の就職活動を一切せず、
第一希望のANA以外は受けないと言い切り、
新卒でしかもクラスでただ一人夢の実現を果たしました

「一流になる人と、
一流近くに行きながら
二流で終わる人の差はどこにあるのか?
私は「俺は俺」という
強烈な自我の有無にあると思う」

元プロ野球選手で野球評論家でもある
野村克也さんの言葉です

ややもすると「俺流」こそがベストとも
捉えられがちなこの言葉ですが
その根底には「自分の生き方に誰よりも誇りと責任を持ち
確固たる自分軸を持つ事の大切さ」が込められていると
私は解釈しています


周囲の方々からの様々なアドバイスを
真摯に受け止めながらも、
自分にとって本当に必要なものを
取捨選択できる柔軟性を持つ
そんな姿勢も又自分軸があってこそなのかも知れません


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