今年の4月に学校をスタートさせ早5か月 準備期間も含めると約1年半
有難い事に、最近続々と航空業界を志す方々からお問い合わせを頂く様になった
先日はある方からこの様な嬉しいメッセージが・・・

「先生の「言葉」に惹かれました 自分に自信がなく日々マイナスな考えだったのに
 やる気を頂きました!!」

幼少時代より想いを紡ぐ事が大好きだった
人一倍言葉に敏感で、その言葉が織り成す意味や背景を想っては、その世界観に浸った
しかしそれがある意味「災い」となった出来事がある
それはまさしく私自身の就職活動での一コマだ

航空業界を第一希望としていたものの、現実を見据え、私は一般企業も数多く受験していた
時はバブル崩壊後の就職難真っ只中
その当時の私は100社はエントリーしていた様に思う

ある商社を受験した時の事
「言葉」だけには自信のあった私は、意気揚々と自分の想いを面接官に語っていた
しかし、届くはずの想いが全く通じていない それどころか誰一人私に興味等なく全員が下を向いたまま
そして最後に吐き捨てる様に言われたその言葉に私は愕然とする

「はい、わかりました、以上で結構です
 ところで、伊藤さん何故うちの会社を受験したの?パパにでも言われて来たのかな?」

一瞬頭が真っ白になった
全員が薄ら笑いを浮かべこちらを見ている 私は泣きたい気持ちを堪え、その場を作り笑顔で立ち去った

その時の事は一生忘れない ただその当時の想いと今とは明らかに違う
当時の私はただ単に悔しい、その想いのみにかられ、何故その様な事態になったのかを考えもしなかった
しかし今なら分かる
私が発した言葉には「魂」が全く宿っていなかったのだ
 
何故なら「最高」の私を演出しようと、全てが「借り物」だったからだ

最近歌手の華原朋美さんが見事復帰を果たされた
以前から高音に定評ありの実力のある方だとは認識していた
だからと言って特に彼女に惹かれる事はなかった
しかし先日偶然彼女をテレビで見てその歌唱力に驚かされた


想えば数々の試練や挫折を乗り越えた上での復帰との事
彼女の人生が、生き様が、彼女の歌に以前にも増す説得力を与えていた
そこにはかつて有名プロデューサーに見出されただけの時代のシンデレラの姿は
微塵もない
自分の足で歩きだした真の大人の女性・・・だからこそ彼女の歌は聴く人の心の琴線に触れる

私は自らが立ち上げた学校クラウドナインのHPで何度もこう語っている
「伝えたい想いを、自分の言葉で・・・」

自分の言葉で・・・
それは苦い経験を通して私自身が感じた最も大切な事
荒削りでも構わない 経験から湧き出た心の底からの想いを自分の言葉で・・・
そう、最高の借り物ではなく最低の独創を!
そこに宿る魂こそ人の心に響くのだから


クラウドナインHP

http://www.cloud-nine-airline.com/