「私ってもしかしてピーターパン症候群かもね」

ピーターパン症候群・・・この言葉の持つ本来の意味と私の意図するそれとが、必ずしも合致しているとは限らないが、とにかく私は、どうやら大人になるのが嫌の様だ
もう充分過ぎる位、大人と言われる年齢だと言うのに・・・

そんな事を話すと大抵の人は不思議そうに、ただ曖昧な笑みを浮かべるだけだが、先日ある人にそう話すと、いとも簡単に、しかも的確に私が求めている答えをくれた

「(大人になるのが嫌なのは)皆、夢を無くすからじゃないの?」

新卒のエアライン受験において、思う様な結果が残せなかった時、私が最も恐れていたのは「このままツマラナイ大人になってしまうのではないか」という事だ

私が思うツマラナイ大人とは、「過去に言い訳をする大人」の事である

子供の頃、私は漠然と「大人って何て言い訳が多いんだろう?」そう思っていた

「本当は○○になりたかったのに、なれなかった」
「本当は○○に行きたかったのに行かなかった」

そんな言葉を聞くたびに、私は心の中でこう思った
「じゃあ、何故挑戦しなかったの?」

もちろん、世の中には様々な状況や立場もある だが本気で願って努力して叶わない事など何一つない、私はそう信じてきた、いや今もそう信じている

エアライン業界から新卒で内定が頂けず、私は自分の未来に期待を持てずにいた
一般企業への就職、留学、全くの進路変更 用意された道全てへの違和感によって、どの道にも進む気になれなかった
そして何より、「航空業界へ行きたかった CAになりたかった でもね・・・」と
過去に言い訳をして生きて行く自分の未来像を想像しては、その恐怖に苛まれていた

そんな中、このブログでも幾度となく登場する、エアラインスクールの同級生Mちゃんから頂いた手紙は、私のネガティブな「挫折・失敗」に対する捉え方に新たな視点を与えてくれた

「就職活動のこの8か月間、お互い本当にお疲れ様でした。あの頃の私達は何が何でもCAになりたい!!という希望に胸を膨らませて、その事ばかり考えていましたね。
何が何でも千暁ちゃんにCAになって欲しかった、これが私の正直な感想です。
でも私は千暁ちゃんに同情はしていません。何故なら千暁ちゃんならきっと今の気持ちをバネにして大いに飛躍していくと私は確信しているからです。
だから長い人生過去に捉われる必要は全くないと思います。全ては今から始まっているのですから。後ろを振り返って言い訳をするんじゃないかと考えるよりも、そんな事を言う暇がない位、今を充実させれば、その過去は何かの良い糧になるに違いありません。
外資系もあります、既卒もあります、その他やるべき事は千暁ちゃんには沢山あるじゃないですか!! 
よく考えれば、今の私よりも、もっともっと人生の夢の選択幅が広がった、とても素晴らしい人生の分岐点じゃないですか!! 運命に逆らうよりもその運命を楽しむ事が大切ではないでしょうか?きっと千暁ちゃんなら充実した人生が送れると確信しています。
私も精一杯頑張ります。CAになれたというだけで満足するCAにはなりたくありません。 でもCAだけで人生を終わらせる気はないので、その時与えられた運命のベストを選びます。 お互いこれからもがんばりましょう!!」

挫折や失敗をした時、「夢の選択幅」を広げ、一度新たに自分の目指す道を考えてみるのもいい(私はカナダ留学を経験し一度CAという夢から離れてみました)

又、言い訳をして生きる今後の人生を恐れるより、言い訳をする暇がない位、「今」を充実させる事も大切(私は新卒で入社した一般企業で精一杯頑張り目の前にある事に尽力しました)
そしてそれこそが、輝かしい「未来」に繋がっていくという事

私は彼女のおかげで、自分に正直に真っ直ぐ生きていく人生を与えられた
だからこそ今もなお、「永遠のピーターパン」=「夢一杯の大人」でいられる!!