この世界で日本人ほど「若く見られたい願望」を持つ国民が果たしているだろうか・・・?

街を歩けば、本を開けば、やれ「マイナス5歳肌」だの「エイジレスボディ」だの
「若返りメイク」だの巷にはそんな言葉や表現があふれている
私は考える 日本特有のこのロリコン文化、一体いつまで続くのだろう、と
そもそも若さって何だろう?若さとはそんなにも素晴らしいものなのだろうか?

私が就職活動をしていた時代は、女子は四年制大学より短大の方が圧倒的に就職率がよかった 
理由は簡単である 実力以前に「若さ」が重んじられていたからだ
言葉の表現は適切ではないが、世の中がまだ女性に対してそれほど期待をしていなかったのだろう
 「女性は職場の花」などという表現が平然と使われ、お茶汲みコピー取りが仕事という正社員がごまんといたから、今思えば何とも悠長な時代だったといえる

時は流れ、今日本の企業も完全に外資系化されていると感じる
それは航空会社にもいえる事で、もはや、「若さ」や「フレッシュ感」だけでは太刀打ち出来ない時代となった
「即戦力」としてこれまでの経験をどう新たなステージで活かし貢献できるのか
それには、それ相当のあらゆるフィールドにおけるキャリアも必要であるし、かつ精神面においても落ち着いた大人のmatureさが求められる

では真のmatureを手に入れるにはどうしたら良いのだろう?
私はまず何より年齢を重ねる事の喜び、楽しみ、うるおい、豊かさを自らが感じる事ではないかと考える

日本人は初対面の人に逢うとまず相手の年齢を気にする
そしてその年齢を指標にその場における自分のポジションを推し量る
その根底には、年功序列の文化があるのは否めないものの、海外ではその様な光景は
ありえない
それは相手に年齢を尋ねるのが失礼という日本的な発想ではなく、単に興味がないからだ
彼らは年齢に関係なく、その人の人生経験がその人を形成する、そう考えているからだ

外資系の面接試験において最初に聞かれるこの質問
Why shoud I hire you?
簡単に言うと志望動機だが、直訳すると「何故あなたを雇わないといけないの?」
当初私はこの質問が意図する底知れない深さにぞっとしたものだった(笑)
この場合少なくとも、日本における「接客が好きだから」「英語が好きだから」という単純さは通用しない
ここで求められているのは、何よりその人の「経験」
人とは違うどんな「experience経験」をどう活かし「contribute貢献」できるのか
ここでもやはり人生経験がものを言う 年齢なんて聞かれるタイミングすらないのだ

お誕生日おめでとう!!
今日も誰かにそう告げると返ってくるのは決まってこの答え
「もう、喜べる年じゃないけれどね」
「もう、こんな年になってしまって・・・」
では聞かせてもらいたい
一体何歳だったら喜べて、一体何歳までおめでたいというのだろう?

人間は心で思っている事が姿・形に出るもの
だからこそ心の若さこそが一番のアンチエイジング
そう、「どう若く見える」より「どう輝けるか」
その為の「向上心」を常に心に、真のmatureを目指して!!