昨日は親友の中嶋恵美子ちゃんと共に上野までお出かけ!
上野の旧奏楽堂にて行われた、演奏会を聴きに行って参りました。
モーツァルトと同時代の女性音楽家をテーマにした演奏会。モーツァルトが愛したフォルテピアノ(復元楽器)の美しくみずみずしい音色と、ヴァイオリンと声楽(ソプラノ)の透明感あふれる音色がひとつになって、至福の時を過ごしました。
2022年3月18日(金)
旧東京音楽学校奏楽堂
~ピリオド楽器で聴く~
W.A.モーツァルトと同年代の女性音楽家たち
~フライヤーの紹介文より引用~
時はフランス革命前夜、自由と平等を求める声が高まる中、王侯貴族の召使いに過ぎなかった音楽家たちも、新しい生き方を模索しました。そこには女性が職業音楽家として自立するチャンスも、わずかながらありました。
故郷ザルツブルクでの定職を投げ打ちフリーランスの道を選んだW. A. モーツァルトの目に、結婚より自らの才能で生きることを望んだヨゼファ・アウエルンハンマーやプリマドンナとして各地の歌劇場を巡り高い報酬を得たフランチェスカ・ルブラン、時代を先駆ける作品を残したマリア・マルガレーテ・ダンツィら同時代の女性音楽家たちの活躍は、どのように映ったのでしょうか?
《プログラム》
W. A. モーツァルト:
フォルテピアノとヴァイオリンのためのソナタ ト長調 K. 379, 変ロ長調 K. 454
F. ルブラン:
フォルテピアノとヴァイオリンのためのソナタ ニ長調 作品1‐6
M. ダンツィ:
フォルテピアノと ヴァイオリンのためのソナタ ホ長調 作品1‐3
J. B. アウエルンハンマー :
〈魔笛〉のアリア「おいらは鳥刺し」の主題と6つの変奏
W.A. モーツァルト:
鳥よ,年ごとに K. 307 , 寂しく暗い森の中を K. 308
《出演》
毛利美智子(フォルテピアノ)
宮崎桃子(ヴァイオリン)
小林恵(ソプラノ,賛助)
※ピリオド楽器について
ピリオド(period) とは英語で
①期間、時期
②[the~](歴史上特色のある)時代
という意味があります。
ピリオド楽器は、作品が書かれた当時の楽器のことを指しています。何百年と受け継がれている作品を残した大作曲家たちが生きていた時代と現代では、楽器の仕組みや音色、音域など形は似ていれども大きな違いがあります。
もう本当に素敵な演奏でした
ヴァイオリンとソプラノの演奏も美しかったですけれど、毛利さんのフォルテピアノが細やかにダイナミックにそして絶妙にそれぞれの音色と溶け合って…。うっとり聴き惚れ、感動しました。耳福のひとときでした。解説の冊子も非常に興味深く、ボリューミーでしたがとても楽しく読めました。
私の心に特に残っている演奏は、
J. B. アウエルンハンマー :〈魔笛〉のアリア「おいらは鳥刺し」の主題と6つの変奏
と、
W. A. モーツァルト:
フォルテピアノとヴァイオリンのためのソナタ ト長調 K. 379, 変ロ長調 K. 454
でした。
また演奏を聴きに行こうと思います。
毛利さんの次回の演奏会は、4月24日(日)。
フォルテピアノの試奏(先着5名)もあるそうですよ♪
ご興味のある方はぜひ。
ちなみに昨日の楽器は、毛利さん所蔵のこちら↓のフォルテピアノでした。
*太田垣 至 2021年製作(モデル:G. A. Walter 1795年)のフォルテピアノ
(ちなみに…この画像は1月に毛利さんのご自宅におじゃました時の写真です)
この時は、J.S.バッハやハイドンの作品を試奏させていただきました。
楽器本体も、音色もとっても美しかったです。
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