音楽とともに

みなさま、あけましておめでとうございます！

新しい年の幕開け、我が家はいつもと変わらない生活をしております。

新型コロナウイルスの蔓延を危惧しつつ、心と身体の健康を第一に（特に娘には元気でいてもらわないと！）、今年も頑張っていこうと気持ちを新たにしているところです。

最重度の知的障害を伴う自閉症者（←二十歳になりましたので、”児”ではなく”者”ですね…）である娘とともに、制限ある不自由な暮らしの中でも、なるべく前向きに生きようと思います。

昨年のレッスンは、4月は全休、5月はオンラインレッスン、6月からは感染症対策をしつつの対面レッスン…と、目まぐるしい一年でした。振り返れば、生徒さんたちも保護者のみなさまのご協力のもと、変化しまくりのレッスン体系によくぞついてきてくれたものです。みんな本当によくガマンしました、頑張りました！偉かった。

しかし関東圏の感染者数が日に日に増え、我が街もクラスターがいくつも出ている現状に、正直呆然としています。コロナ終息がますます遠のいているようで、さてこれからのレッスンはどうしていくのがベターなのか、お正月なのに悩んでいるところです。

東京・神奈川・埼玉・茨城の各知事も、非常事態宣言を発して欲しいとの要望を政府へ出しました。週明け、レッスン開始はできるのか？

対面ではなく、以前のようにオンラインに切り替える準備もしておこうと思います。

そして何より…延期していた発表会。

毎年12月に開催してきた発表会を2月に延期しましたが、どうやらこの様子だと会場を使っての開催が危ぶまれてきました。

先日プログラムとプロフィールの冊子、注意事項や当日のタイムスケジュール表を作り終えたばかりなのに、みんなの気持ちを考えると発表会で弾かせてあげたいのに、でもやはり命には代えられないから…。

このご時世ですから、残念ではありますが形を変えての開催に切り替えたほうが得策のようです。

ともすると、コロナ禍ゆえの悩みで頭がいっぱいになって眉間にしわが寄りっぱなしになってしまいますが…おっと、イケナイイケナイ！

希望はきっと見つかるから、あきらめずに顔をあげて歩きましょう。

ピアノの音色に癒され、元気づけられ、生きる意味を教えてもらっている私たちです。形には見えない音という存在を、その力を、私たちは人一倍わかっているはず。今年もきっと波乱に満ちた一年になるのでしょう。穏やかで心配のない生活ではないかも知れないですが、音楽とともに、ピアノとともに、希望を見失わないで歩んでいきたいものです。

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