ここ半年ほど出歩けずにおりましたが、

やっと乗り物でお出かけができるようになりました。

先日文化の日には第一生命ホールへGO!


小倉貴久子の「モーツァルトのクラヴィーアのある部屋」

第30回記念公演~クラヴィーアコンチェルト~

を聴きに行ってまいりました。

 



小倉さんの流麗で美しく潔いフォルテピアノの音色!
難曲であっても、その難しさを超えたところにある

”その曲の魅力”を存分に感じさせてくださいます。

いつ聴いても何度聴いても、心が開かされ、

満たされる演奏を私は他に知りません。
そして昨日はさらにスペシャルなことに、

小倉さんを支える素晴らしい演奏家のみなさんとの

アンサンブルを堪能することができ、

この上ない幸せを感じました。
小倉さんを中心に超一流の演奏家さんと織りあげる、

至高の音楽!

うっとりを通り越し、感動も通り越し、ただただ幸せな

ひとときを過ごさせていただきました。
私は一介の音楽講師ですが、音楽に携わる仕事を

している者たちは、それが仕事であるがゆえに

素直に楽しめない部分もあります。

難しいものです。
でも小倉さんの演奏会は、いつも本当に心から安心して

楽しめるのです。

この幸せを少しでも多くの方々に味わって欲しいなと、

あらためて感じました。
みなさま、ぜひチャンスがあったら小倉さんの演奏会に

足をお運びくださいませ。

行かれたことのある方もない方も、

感動を味わってみていただきたいです(^^♪。

 

親友の中嶋恵美子先生とご一緒しました。

 

先行発売の新譜、

アルルの女 ~プレイエル・ピアノによる ビゼー ピアノ作品集~

も二人で鼻息荒くゲット!

バタバタしていてまだ落ち着いて聴けていません。

じっくりと堪能できる時間を作って心安らかに聴きたいので、

まだジャケットをうっとり眺めるのみ。

 

…首都圏だからこそ聴きに行ける演奏会もありますが、

みなさま。

11月12日は山梨で小倉さんの演奏が聴けますよ♡

行ける方、ぜひ行ってみてください。

フォルテピアノを知っていますか?

現代ピアノの先祖!

全3回シリーズ 

日本を代表する演奏家3名によるフォルテピアノ コンサートシリーズ 2017 in 山梨〔第3回〕

小倉貴久子 KIKUKO OGURA+塚田聡(ナチュラルホルン)

さらに、これは都内ですが(私も行きます)

北とぴあ国際音楽祭 

ベートーヴェン、シューマン、ショパンが愛したピアノたち】

3台のフォルテピアノで聴く贅沢な夜

 

…みなさま、3台のフォルテピアノの聴き比べは滅多に

できません。しかもこのチケットのお代。

チャンスがあったら飛びついてみていただきたい。

ちなみにこちらのチケットの売れ行きも絶好調。

残席僅かだそうです。

 

また、小倉さんのシリーズコンサートはいろいろあります

が、私が極力行くことにしているこちらのシリーズ♪

小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》
【シリーズコンサート】
次回は…《第31回》 C.Ph.E.バッハ

 

どんなコンサートなのかご存じない方もいらっしゃると

思いますので、小倉さんのHP

メヌエット・デア・フリューゲルより抜粋でご紹介させて

いただきます。


「モーツァルトのクラヴィーアのある部屋」には毎回、

モーツァルトと関わりのある作曲家等をひとりずつ

ゲストとして迎えます。 

モーツァルトとゲスト作曲家等のクラヴィーアのソロ作品、

またピリオド楽器奏者と共にお届けする室内楽、連弾、

歌曲などなど、お話を交えながらのコンサートです。 

18世紀にタイムスリップしたかのようなひととき、

「モーツァルトのクラヴィーアのある部屋」にみなさまを

ご案内いたします!

 

私はすでにご案内されてその世界感に魅了された一人です。

モダンのピアノでは表現できないこと、

いっぱいあるのだと気づかされます。

それだけではなく、フォルテピアノの可能性は無限であると

いうことも、小倉さんの演奏で知ることができました。

昔々のピアノは、現代のピアノに劣るとか遅れてるとか

そういうことではないのです。

 

今私たちがさまざまな年代のピアノ作品に触れる中で、

”その時代に生まれた作品をその時代の楽器で

どう演奏していたか”

を知るというのは非常に重要な勉強だと感じます。

なぜかというと、モダンピアノでモーツァルトが

自分の作品を作ったわけではないから…。

モーツァルトが、ベートーヴェンが、どういう意図で

どういう効果を期待してその一曲を生み出したのか。

タイムマシンを持っていれば、その生まれた瞬間に

出会えるのかも知れませんが、ドラえもんがいない

ので無理ですね。

しかしその瞬間を現代にもう一度見せてくださるのが、

小倉さんの演奏ではないかなと思います。

 

フォルテピアノと一口に言っても、生まれた時代や国、

作り手によって一台一台全て個性が違うのですね。

人が全て同じ顔ではないように、フォルテピアノという

楽器はそれぞれ個性があり、クセがあり、音色が違う。

なんたって手作りです。

機械化され比較的均一感を持って生まれる現代のピアノ

とは違い、その個性の差は特に顕著なのではないかと

想像できます。

それができるようになったのは小倉さんの演奏を

聴き始めてから。

最初はCDでした。十数年前のことです。

 

小倉さんの演奏からは、

「現代のピアノでどうやって表現する?」

…と、宿題を出されている気もするんです。

それは心地よい宿題で、でもとても難しい。

ノート・イネガルで表現したいと思っても、

さっと自然にはできない。

奥深くて未知なる世界がまだまだあるのだと、

自分の勉強の浅さ加減を思い知りますが、

そこからどうその世界と向き合っていくか。

 

…人生、死ぬまで勉強ですね。

掘り下げても掘り下げても、自分の知らない世界があります。

できるなら知っておかねばならないことを、一つでも多く

身に付けておきたいと思います。

できていないこともいっぱいあります。

できるように努力し続けるのは、何歳であっても

良いのではないでしょうか。

 

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 こちらはレッスン教具のネットショップです。

 おかげさまで取り扱いの数は16種類となりました。
 講師のみなさまのお役に立てましたら幸いです。

 

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   ぜひ一度お訪ねくださいね音符

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