先日、Facebookで交流させていただいて

いるピアノ屋さんからレンナー社のハンマー

キーホルダーを送っていただきました。

(ディアパソンピアノ仕様)

 

 

ぴあの屋ドットコムの石山さんからの、

小さいけれどとってもビッグなプレゼント♪。

 

生徒さんにとっては珍しいものでしょう。

ピアノの弦を打つための重要なパーツ、

ハンマーです。

ピアノの大屋根を開けて中を覗くと白くて

丸い部品がずらっと並んでいますね。

それがハンマーと呼ばれる部分です。

ピアノはこのハンマーで弦を叩いて音を

出しています。

強い張力で張られている金属の弦を、

ハンマーで叩き、それによって生ずる弦

の振動を音源としているピアノ。

 

中央が赤く、外側に白いものが巻きつけ

られたハンマー。素材は羊の毛です。

ハンマーは「表面はやわらかく、中央は硬く」

という理論に基づいて作られています。

 

弦を叩くためには、ある程度のやわらかさが

なければやわらかく美しい音は出ません。

弱い打鍵では表面の柔らかい部分でソフトな

音を、強い打鍵では中の硬い部分が応えて

迫力のある音を。

こうしたピアニストの期待に応えるためには、

ハンマーは内側が硬く外側が柔らかい、

いわゆる「内剛外柔」が理想とされます。


しかし叩くためには力が必要ですので、

中央は芯のあるものでないといけない。

低音部は大きなハンマー、高音部は小さな

ハンマーが使われています。

弦の太さによって大きさを変えているという

ことです。


この、フエルトでできたハンマーは、1800年代

にフランス人が発明したと言われています。

数年前、YAMAHA掛川工場で、ハンマーの作り

方の動画を拝見しましたが、ものすごく大きな

力の必要な工程でした。

熱したフエルトの大きな板状のものを、長い

木材に相当な圧力をかけながら曲げて接着

させていくんです。

そのフエルトの厚みは、左右で違う。

片方は厚く、もう片方は薄い。

そしてそれを横に裁断していくと、88個の

一つ一つ大きさの異なるハンマーになります。

つまりはピアノの鍵盤の数だけのハンマー

が生まれるわけです。

ピアノという楽器の部品の数はこれまた

膨大で、グランドピアノ1台で約1万個、

アップライトピアノ1台で約8千個の部品が

使われています。

そのたった一つを作るのにも、このような

技術と経験が凝縮されている。

そんなことを考え出すと、やっぱりピアノって

本当にすごい楽器なんだなと思います。

 

 

ドイツのルイス・レンナー社は、世界中で最も

評判の高い、定評のあるアクションやハンマー

ヘッド製造業者として知られています。

 

一日の仕事をやっと終え、ほっとする真夜中。

新品で、しかもレンナー社のハンマーを手に、

一人でニンマリ悦に入っています。

 

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