私は絵画や造形物をじっくりと鑑賞するのが
大好きです。
視覚に直接訴えてくるものがいいんですね。
観察してそこからいろいろ想像する。
絵画が生まれた背景にはなにが隠れているのか、
その作品はどんな材料を使って、どんな工程を
たどって製作されているのか。
わからないこと、未知なるものについて、
知識を得たりあれこれと思いを巡らすのが
楽しいのですね。
昔、実家にいたころは静岡県立美術館へよく
通っていました。あの頃は身軽だった~。(笑)
最近は美術館や博物館へ足を運ぶ機会を
なかなか持てずにジレンマを抱えています。
本当は平日の朝から出かけて行って、一人で
じっくりと名画を堪能したい派なのですけれど、
諸事情がもろもろあって行くのが難しい。
なんでも本物を観たり聴いたりするのが一番!
しかしそうは思っていても、現状が許さなかったりね。
ですから、ネットや文献の中を探っています。
興味があるもの(これは即仕事に直結する)の情報
を、貪欲に集めています。
…ですが、私の苦手なことの中に「本を読む」が
ありまして…(^_^;)。
どんなに興味があっても、本を読もう!と気合いを
入れても、3ページくらいで寝ちゃうんです。
何歳になっても読むペースが上がりません。
困ったものです。
そんな私ですが、少しずつ枕元に山と積んでいる
音楽関連の書籍を読み進めているんです。
昨日ようやく読み終えた本がこちら。
加藤浩子 著
(平凡社新書)
フェルメール、ルノワール、ゴッホ、ミュシャ、クレー、シャガール……。時代を代表する画家たちは、みな「音楽」を描いていた! 絵画と音楽、この二つの芸術は歴史上つねに並走してきました。あるときには楽器演奏者や作曲家が絵に描かれ、またあるときには双方が共通するテーマを取り上げています。ある芸術家は音楽家になろうか迷った挙句に画家となり、ときには画家と音楽家が「宿命の女」をめぐって争いました。本書では、そんな絵画と音楽に「秘められた関係」を読み解いていきます。
(平凡社HP・紹介文より引用)
私の大好きな画家たち、
フェルメール、ルーベンス、ドラクロワ、
ルノワール、永遠の天才・ダ・ヴィンチ…。
一般的に名が知られている画家たちだけでなく、
絵画を見たら「あ!音楽室に会ったあの肖像画!」
と誰もがわかる、その絵の作者たちも。
その絵画と音楽作品や作曲家との関連、接点、
複雑な人間関係等々、非常にわかりやすく書いて
ありました。
知らないことばかりで、目からうろこがパラパラと
落ちました。
面白い。非常に面白くてためになる一冊。
絵画から紐解く、作曲家たちの素顔。
知らなかった芸術家同士の関わり合い、時代背景が
鮮やかに見えてくるようです。
ますます音楽の世界が楽しくなります。
ピアノの先生方だけでなく、生徒さんにもおすすめ
です。
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