今年はクリストフォリの生誕360周年です。
バルトロメオ・クリストフォリ・ディ・フランチェスコ
(Bartolomeo Cristofori di Francesco,
1655年5月4日パドヴァ - 1731年1月27日フィレンツェ)
は、イタリアの楽器製作家であり、ピアノ技術者。
のメディチ家に仕え、ピアノを発明した人物として知られる。
私たちが今日演奏しているピアノの起源とされる、
グラーヴェチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ
(弱い音と強い音が出る大きなチェンバロ)を製作。
クリストフォリはピアノの発明者です。
と同時に、彼はチェンバロ製作者としても有名でした。
音を自由に変化させることを目的に、チェンバロの弦を
ハンマーで打つ方式を考案。
1704年までに4台製作(現存しない)。
現代に残っている、クリストフォリのピアノは世界で3台のみ。
メトロポリタン博物館(ニューヨーク)に1720年製、
ローマ楽器博物館(ローマ)に1722年製、
ライプチヒ大学楽器博物館に1726年製が、
それぞれ大切に保管されています。
こちらは浜松市楽器博物館に展示されています、
クリストフォリのピアノのレプリカです。
同じものが、カワイ竜洋工場(ピアノ工場)にありました。
モダン・ピアノと比べるのもなんですが、非常に繊細な音がします。
繊細なだけではないですね。言葉で表現するのは難しいです。
これは実際に音色を間近で聴かないと、何とも言えません。
チェンバロとは違う、でも今のピアノとも全然違う。
ピアノの直接のご先祖様。
それを作った偉人の発明に敬意を表しつつ・・・
300年の昔に思いを馳せます。
浜松市楽器博物館に展示されている、
クリストフォリ製作のピアノのレプリカ(河合楽器製作所)。
私が撮影しました♪
浜松市楽器博物館の鍵盤楽器の図録です。
この中に、クリストフォリのピアノの紹介も載っています。
楽器の情報の詳細がわかるこの図録、私の宝物です。
浜松市楽器博物館は今年開館20周年。
開館当初の図録も持っています。これはかなり厚みがあり、
画像も大きく載っています。コレもなくせない宝物です。
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