本庶祐教授と滋子婦人<時事通信より>
12月10日、スウェーデンのストックホルムでノーベル賞の授賞式が行われ、
本庶祐京都大学特別教授が医学生理学賞のメダルと賞状を授与されました
本庶教授は免疫を抑制するブレーキ役のたんぱく質「PD―1」を発見
「CTLA―4」を発見したジェームズ・アリソン教授(米テキサス大)とともに共同受賞しました
この研究を基に治療薬「オプジーボ」が小野薬品工業から4年前に発売されました
オプジーボとは
人が本来持つ免疫力を利用してがんを攻撃し退治する免疫チェックポイント阻害剤。一般名称は「ニボルマブ」。病原体を攻撃するキラーT細胞という免疫細胞ががん細胞から発せられる「攻撃の必要はない」という偽信号に惑わされず、がん細胞を攻撃することを助ける。従来のがん治療法であった局所療法(手術や放射線治療)や抗がん剤での治療とは異なった仕組みのがん治療アプローチであり、画期的とされる。日本での販売元は小野薬品工業株式会社。同薬は2014年7月、皮膚ガンの治療薬として日本での保険適用が認可されたが、15年12月には肺がんにも適用が認可されている。
<知恵蔵miniより>
素晴らしい研究ですね!
ある先生が言ってました
医師として日々診療することは大変重要なことである
しかし、1日100人を毎日50年間診察しても延べ200万人にもならない
(100人×365日×50年=182万5千人)
基礎研究ならば数億人の命を助けられるかもしれない、と
本庶教授やiPS細胞の山中教授など研究者に感謝です
もちろん現場の医療従事者にも感謝です
医学が進んで益々良い時代になっていますね
