33歳男性

↓<MRI画像>
MRI1

↓<レントゲン画像1>
Xray1-1

↓<レントゲン画像2>
Xray1-2

この患者さんの一番の特徴は椎間板ヘルニアの症状です。(MRI画像1の赤丸部分)
しかし、左側にあるガスが問題です。(レントゲン画像1の赤丸部分)
このようにガスが充満することで腹膜に反射が起きて腰部に痛みが出ることが多々あります。
また椎間関節も第3・4間に変形像が見られます。(レントゲン画像2の赤丸部分)
ということは左下部腰仙部の関節包に異常をきたします。
レントゲン的には異常があっても現実と画像は違う場合が多いです。
痛みの原因は真皮、関節包、そして筋膜です。
レントゲンはあくまでも絵であり、原因でなく結果ではないでしょうか?