「ヘルニアとカイロ」第10回はキネシオテーピング及び施術の有効性調査結果 その1です。

第9回はコチラ

以下報告書より抜粋

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7.キネシオテーピング及び施術の有効性調査結果



モデル4名を使いキネシオテーピング及び施術(アジャストメントと徒手牽引)前後での各種徒手検査、MRI検査及び超音波検査装置による皮膚表面から筋層までの距離の測定を行った。

モデルのキャラクターを表3、超音波検査装置での測定条件を表4、テーピング方法を表5にそれぞれ示す。




表3.モデルのキャラクター

項目

モデルA

モデルB

モデルC

モデルD

年齢

26歳

38

35

19

性別





身長

152

174

160

175

体重

44

74

48

65

ヘルニアのタイプ

タイプ1

タイプ2

タイプ2


位置

L4/5

L2/3,L4/5,L5/S1

L4/5,L5/S1


痛み

腰及び左臀部痛

腰・下背部痛、両拇指に痺れ

腰痛

腰痛



表4.超音波検査装置の測定条件


検査環境


室温:22度

着衣:体幹、上下肢を締め付ける下着をはずし、上下ともに軽装

治療前測定:10分間仰臥位安静後に測定

キネシオテーピング後測定:10分間仰臥位安静後に測定

施術後測定:10分間仰臥位安静後に測定

測定位置:L3両側脊柱起立筋部



表5.テーピング方法

テーピング

左右の外腹斜筋、左右の大殿筋、W仙棘筋(写真5参照)




次回は「キネシオテーピング及び施術の有効性調査結果 その2」 (M)