「ヘルニアとカイロ」第4回は<臨床調査結果>です。
この項目は1~6まであります。
まずは「臨床調査結果-1 治療成績」
第3回はコチラ
以下報告書より抜粋
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6. 臨床調査結果
腰椎椎間板ヘルニアの患者21名に対し、カイロプラクティツクとキネシオテーピング法を併用した治療法で施術した結果の解析を以下に示す。
6.1 治療成績
全体(21名)でのペインスケール改善結果を図2,3に示す。図2,3から、50%以上のペインスケールに改善した割合は90%、70%以上のペインスケールに改善した割合は81%である。
ペインスケールとは患者自身の感覚で一番辛い時を10としたら、今現在いくつのレベルなのかをあらわす数値
<図2の解説>
左の項目がペインスケール
ピンク(1~0):一番辛い時が10としたら1~0にまで改善している
オレンジ(3~2):同様に3~2まで改善している
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紺(10~8):一番辛い時の10と変わっていない、又は8まで改善
50%以上改善しているペインスケールはピンク、オレンジ、黄色
<図3の解説>
上のグラフはペインスケールが50%になる(辛さが半分になる)までにかかる日数
赤は治療開始1週間でペインスケール50%まで到達
ピンクは4週間で到達
青は16週以降で到達
ここまでの人数が90%
同様に下のグラフはペインスケールが70%になる(辛さが70%改善)までにかかる日数
青の16週以降までで到達した患者が81%
次回は<臨床調査結果-2 ヘルニアのタイプと治療日数の関係> (M)
