イメージトレーニングに詳しい患者さんに教えて頂きました。


イメージトレーニングは、元々宇宙開発から始まったそうです。


宇宙に行って想定外のことばかり起り、対応を考えた結果イメージトレーニングが生まれ、うまくいくようになったそうです。


これが東ヨーロッパのスポーツ界で応用され、結果が出て(オリンピックでの躍進)、それをアメリカが取り入れ


成功し・・・今日に至るという経緯があったそうです。


又、イメージトレーニングと実践の比率を、0:100、25:75,50:50:75:25,100:0で行うと75:25が


最もうまくいくそうです。


人間イメージができないことはできないそうで、例えば左手で上手に箸を持つ、ボールを投げるなど・・・なるほど難しいです。


これは慢性痛を改善するときにも同じことが言えます。


風邪をひいた時、去年の風邪がぶり返したとは考えませんが、腰痛や肩こりはあのときの腰痛が再び・・・と思ってしまいます。


腰痛や肩こりの治し方が、イメージできると腰痛も怖くなくなります。(=風邪も治し方はわかっていますが、引いてしまうことはあります。但し、治し方のイメージがあればそれほど心配しなくてすみますし対処もしやすくなります。)


治療の中で、患者さんに良いイメージをして頂けるよう、知識と技術を上げて、伝え方のイメージトレーニングをしていきます。(D)