「カイロとは?」第2弾は<ボキボキ>について
「カイロってボキボキするやつでしょ?」
よく聞きます。
そうです。ボキボキするやつです。
では<ボキボキ>とは何なのか?
⇒カイロプラクティックではAdjustment、つまり矯正といいます。
カイロの基本的な考え方は
「背骨を調整することにより、神経機能を正常に働かせること」
です。
この背骨の調整(矯正)をする時に<ボキボキ>と鳴ります。
人間の体の神経はほとんど背骨から出ています。
手や肩の神経は首の骨から
足は腰の骨から
内臓も背骨から神経が出ています。
だから背骨が元気なら体中が元気になります。
そのためにカイロは矯正をするのです。
ボキボキとは何をしているのか?
⇒動きの悪い関節に刺激を与えているのです。
これにより関節が本来の動きを取り戻します。
本来の動きを取り戻せば神経にしっかりと栄養が行きます。
神経に栄養が行けば神経は正常に働きます。
つまり本来あるべき状態になるのです。
自分でボキボキしても良いのか?
⇒ダメです。
自分で首を鳴らす人いますね。
首の骨は7個あります。
自分で鳴らす人はいつも同じ動きやすい骨を動かしています。
そうすると、その骨が動きすぎて不安定になったり、すり減ったりしてしまいます。
我々は動きの悪い骨を動かします。
だから自分で
「お、今日は3番目が固いな」
と思ってそこを動かせるならば問題ありません。
まず、無理。
何がボキボキ鳴っているの?
⇒空気の泡です。
関節とは骨と骨の間に液体があります。
その液体の中に空気の泡(主に窒素)があります。
その泡が矯正によって弾ける音が<ボキボキ>です。
そして、その液体が関節の栄養です。
関節を動かすことにより栄養である液体が動き、関節に行きわたります。
だから関節に栄養が行き、
神経が元気になり、
体が本来あるべき状態になるのです。
ちなみに空気の泡は一度弾けても20分くらいでまた泡ができます。
指を鳴らすとしばらく鳴りませんが、しばらくするとまた鳴りますね。
カイロ最大の特徴<ボキボキ>でした。 (M)