飲みますか?

嫌いな人も多いですよね。


でも薬の力を借りないと大変な場合もあります。

帯状疱疹は5日以内に薬を飲まないと後遺症が出る場合があります。

どうしても辛い痛みを我慢し続けると治りにくくなる場合があります。

長期の発熱も体にはかなりの負担です。


要は薬とうまく付き合うことが大事ですね。


では上手に付き合うためにも少し薬の話をしましょう。


今回は

「薬はどこから入って、どこに行くのか?」

です。


薬が体に入るには主に

飲み薬

注射

座薬

塗り薬・貼り薬

ですね。


体に入った薬は血管を通って全身を回りながら

薬を効かせたい場所に届きます。


薬は肝臓で分解され

おしっこや便としてサヨナラします。


さて、体に入る経路の違いでどう変わるのでしょう。


①飲み薬

胃腸から吸収されます。

胃腸から吸収されるものは必ず肝臓に入ります。

肝臓は様々なものを分解する場所です。

つまり飲み薬はあっという間に分解されてしまいます。

飲み薬は100%活躍できないのです。

しかし手軽で安全なので最も利用される方法ですね。


②注射

直接血管に入れるので100%活躍します。

しかし、手軽にはできません。

さらに副作用も強くなります。


③座薬

直腸から吸収されます。

直腸からでは肝臓を通らずそのまま血管に入るので注射と同じく100%活躍するのです。

飲み薬が使えない赤ちゃんや意識のない人にも有効です。

また胃腸に負担をかけずに使えます。


④塗り薬・貼り薬

皮膚から入ります。

直接貼った場所に効きますが、皮膚から毛細血管に入り全身に回る薬もあります。

鎮痛薬の入った湿布薬もそうですが、少しずつ毛細血管から有効成分が入っていくので持続時間が長いのです。モーラステープなら1日1枚でOK。


ほんの一部ですが薬も知るとおもしろいですよね。

また薬の話をしていきたいと思います。


でも人間本来の自然治癒力で健康を維持しているのがベストですよチョキキラキラ (M)