月曜日の朝が辛い、週末に頭痛が起きるという患者さんに効果のあった方法をお知らせします。(これだけで、全てが解決するわけではありません。又、改善の度合いには個人差があります)
その方法は、週末の起床時間を1時間早くすることです。但し、睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠のリズムがあるため6時間、7時間30分後に起きるのが理想的です。
人間の体内時計は、何もしないでいると25時間周期になります。![]()
しかし、1日は24時間です。このギャップをリセットしてくれるのが、太陽の光です。
光を浴びることにより、地球のリズムに身体を順応させているのです。
反対に不規則な生活を続けると、体内時計が狂い様々な不調が起こりやすくなります。(時差ぼけを想像して頂くと分りやすいかもしれません)
では、この体内時計はどこがコントロールしているのでしょう。
それは、それは脳の視交叉上核というところです。ここで光を感じると松果体に指令をおくり、14~16時間後にメラトニンというホルモンが分泌されることになります。
また、全身の細胞にも時計遺伝子は存在しているそうです。心臓や肝臓など臓器ごとに時計遺伝子が存在しているそうです。
ですから、食事の時間や仕事、運動をする時間なども体内時計に影響を与えることになります。
夜行性の鼠に昼間だけ餌を与えると、体内時計が狂い昼夜逆転するそうです![]()
ではどうすれば体内時計を正常に保つことがげきるのでしょうか?
地球のリズムに合わせて規則正しく生活(食事、睡眠、運動など)するというこになりますよね。
それができれば苦労しないよ。という方が多いと思います。が、どこかでリズムを整えてあげる(リセット)と身体は喜んでくれますよね![]()
身体のリズムを整える。少しだけ考えてみてください。(だ)