私たちの職場には月に2~3回、仕事が終わった後に勉強会があります。一昨日は山根先生の講義でした。内容はストレスを受けた時の体の反応と痛みを感じる場所についてです。解剖学、生理学、バイオメカニクス等が根底にあって初めて治す手段があります。治療方法ばかりを知りたい時期もありましたが、今はこういう勉強が本当に大事だと思っています。良いストレッサーを頂きました。ありがとうございました。
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今回は体にとって悪いストレッサーになる話しです。
人間の体は組織の同化作用と分解作用をバランスのとれた状態におくことができます。何かの原因で片方が多くなる時に、代謝の不均等が起きます。これが”毒血症”と呼びます。これを最小限にするためにどうしたらよいでしょう。一緒に考えていきましょう。
①毒血症が最初に発生するのは代謝の過程です。
私たちの体の中は常に働いています。古い細胞が毎日新しい細胞に入れ替わります。古い細胞は腸、膀胱、肺、皮膚を通して排泄されていきます。ただし体から古い細胞や毒素を除くためにはエネルギーを必要とします。このため十分な量のエネルギーが体に備わっていなければ適切に行いません。
②2番目に発生するのは、食物が適切に消化されない場合に食物の副産物として毒血症を発生し、細胞に吸収されてしまいます。
新鮮な食品よりも加熱や加工食品の摂取が多いのです。フライ、揚げ物、蒸す、焼く、湯がいて頂くことで残りカスが消化されないまま体に残ります。この残りカスが毒素になります。
体は毎日2通りの方法で毒素を蓄積しているのです。毒素を蓄積すればする程体重も増えます。これに加えて酸化の問題です。体の中に酸化物が蓄積されると中和する為に水分を貯めるようになります。さらに体重が・・・
”毒血症”を理解することは簡単です。体に蓄積されている毒素を取り除く体力と、体の中に新たに蓄積させないようになるべく新鮮な食事を摂ることです。摂る時間帯は前回の排出のサイクルを参考にしてみて下さい!(バ)![]()