昨日¥2,200で購入したサクラ楽器製SELDER(恐らく、ST-16)をじっくり考察してみました。



まず気になったのはフレット角の処理です。

少し角がたっていた為丸めてから磨き、指板を柑橘系清掃、蜜蝋保湿を行いました。

ついでなのでマッドぽい塗装をポリッシャーで磨き艶を出しました。




バラした後のボディ考察。



木工を終えた後、ブロアで木屑を吹き飛ばさず即塗装工程に入っているのでしょうか?ザグリ各部が木屑ごと塗装されています。

この辺りもコスト削減の一因になっているのでしょう。


音には関係ありませんがスプリングキャビティに至っては6弦側の直線が出ていません。

1弦側はちゃんとしてるのに…NCへの入力ミスでしょうか、、

中でも1番気になったのはネックジョイントのボコボコになった木屑と塗装です。

僕は、Fenderをはじめとした所謂ボルトオンタイプのここの密着精度はかなり重要だと思います。


塗料を剥ぎ綺麗にしました。


ボディもポリッシュし、今日は終了。


ツッコミ所は満載ですが、実勢売価が1マン数千円と言うのは凄い。

調整次第でそれなりに弾けるようになると思います。