インターエッヂ蒲
蒲哲也
友人からの依頼で、高木ブーモデル BOOCHAMP2000と言うウクレレにピエゾピックアップ取付。
使用したシステムはL.R.Baggs FIVE.Oと言うプリアンプ内蔵モデル。
この程度の作業なら30分もあれば完了するだろうと思ってましたが、完全に舐めてました。
まずマニュアル通りボディエンドにジャック用12パイを空け、サウンドホールから手を入れジャックを取付ようとしましたが手が奥までなかなか入らない。且つ、12パイではかなりキツいので、ステップドリルビットで少しだけ広げ、ワッシャーなどが落ちないようネックを膝に挟みエンド側が上を向くようにしてようやく入りました。
次はピエゾをブリッジ傍に2.5パイを空け通すのですが、マニュアル通りまず付属の水糸をガイドとして通し、ピエゾの先端に結び付け引っ張り上げると言う方法ですが、先に通した水糸がなかなか掴めませんでした。
黒いマークが通した後切り取る箇所です。
無事通ったあとそのままピエゾの上にサドルを載せると、当然ピエゾの厚みの分だけ高くなってしまう為、サドルを少し削ってあげる必要があります。
マニュアルによると0.7mm削れと書いてあります。
正確にこの数値を削るのは至難ですが、頻繁にノギスを使い取付前と同じくらいの弦高になるようにしました。
サウンドホールにボリューム、バッテリースナップを取付、最後にスチールウールでフレットを磨き、蜜蝋で指板を保湿し完了です。
結局1時間以上掛かりましたが、とても楽しかった。
ギターアンプに通し音を確認しましたが、ノイズも無くウクレレらいし音でした。
インターエッヂ蒲
蒲哲也