中国新指導部 | ただいま架け橋建設中!

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中国の新指導部の名前を見事に詠んだ詩を見つけました。

お見事!!

十八大闭幕了,书记回到办公室,命秘书取下墙上的 条幅“凭阑观涛”“温故知新”,换上了“好好学习”和“奋发图强”。办公室主任请示如何贯彻落实十八大精神 领导随手批了八个字: 淡出“江胡”,专心学“习 ”! 另赋诗一首: 世代相习近平常,家国当存立克强。 几度霜花逾正声,一朝春水涨德江。 登高再望流云山,涉险更识歧山王。 雁阵空传张高丽,不见孤帆入汪洋。


さっそく訳してみました。

18回党大会が閉幕し、書記がオフィスに戻ってきた。
秘書に壁にかかっている詩を取り換えるよう命じた。

壁にかかっている詩が
凭阑观涛、温故知新 【柵にもたれかかって波「涛」を俯瞰し、「温」故知新にしたる】
から
好好学习、奋发图强 【学「習」を進めて、奮起して「強」くなろう】
に変わった。

オフィスの主任がどうすれば18回党大会の精神を堅持できるか指示を仰ぐと
トップは即座に次の八文字をスローガンを書き出した。

淡出江胡,专心学习 【「江胡」(世間)から徐々に離れて、学「習」に集中しよう】

そして、もう一つ詩を作った。

世代相习近平常,【世代間で互いに「習」えば、「近」づいて「平」常となり】
家国当存立克强。【家も国も存在するために「立」(李)ち、困難を「克」服して「強」くなるべし】
几度霜花逾正声,【幾度も霜花(苦労)を重ねて、「逾」(さらに)「正」しく「声」を上げ】
一朝春水涨德江。【春の朝、水が「張」り(増して)「徳江」(湖南省)を満たす】
登高再望流云山,【高きに登って、再び「流」(劉)れる「雲山」を望めば】
涉险更识歧山王。【険しきに触れて、ますます「歧山」(山東省)の「王」(周王)を知る】
雁阵空传张高丽,【雁は陣を組んで空で、さらに「張」って(大きく)、より「高」く、より「麗」しくと伝え】
不见孤帆入汪洋。【小さな帆船が一艘が、「汪洋」(広々とした海)に入り、見えなくなった】


新指導部のメンバーの名前、これで覚えられそうです。ニコニコ

それにしてもおみごとな中国の詩
中国語の良さが半分しか伝わらない・・・・

原文は本当に絵のように美しいのですが・・・

中国語って奥が深いですね。

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