そうそう、通訳としてはやはり気になるところ。
きっちりと見てきましたよ。
司会者の通訳は、よく存じ上げている主催者団体のI氏。
きれいな発音でスムーズでした。
途中で代表団の方に、「どうぞ台から降りて、おかけください」というセリフがあったのですが、
そのまま訳そうとすると「下台」となり、「失脚」という意味になってしまうのですが、
そこは、「請下来、請座下」とうまく表現。
さすがです。
次に河野洋平氏の通訳。
(判明しました!)サイマルのY先生です。
中国人と同じ発音に聞こえました。
原稿なしの逐次通訳。
しかもこんな要人の大事な場面。
しかし、通訳のY先生は落ち着いて、きっちり訳していました。
最後に習氏の通訳。
(こちらも判明!)中国から同行している外交部の通訳。
中国人女性でした。
日本語、特に難しい敬語もきっちり間違いなく、訳しておられ、
また日本語の発音のほぼ完璧でした。
いずれも逐次通訳ですが、
ある程度まとまった内容のお話があってからの通訳ですので、
リテンション能力が高くないとむずかしいですね。
私もまだまだ勉強中です。
政治分野の舞台ではなく、私の場合、やはりビジネス分野での通訳。
頑張りたいと思います。
昨日は通訳の部分もかなり刺激になりました。