ノーベル生理学賞 ちょっと残念でしたが。 | チエでつながる, ワザでつながる、ココロでつながる、価値を生みだす           ~ 物語思考が世界をかえる

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この世に生まれて間もなく、人は「ものがたり」と出会い、そこで広い世界とのつながりを作ります。このblogでは、「ものがたり」と共にある人の可能性を探求していきます。

皆さま、 こんばんは、

『越境コラボ塾』 塾長の 真門 です。


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このブログは、日本人が国境・国籍の枠を超えて、

世界の様々な人々とコラボレーションをしていけるよう、

有益と思われる情報を発信しています。

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ノーベル賞受賞が有力視されていた

京都大学の山中教授。


残念ながら、今年は受賞が叶いませんでした。


iPS細胞と言う、社会的にもインパクトの大きな

分野なので、注目度も高かったのですが、


今年は来ませんでした。


私の知る限り、メディアで騒がれてもらったケースは、

あまり無い様な気がします。 


むしろ、全く見逃されていたところに、


突然通知が来て、ビックリというケースが

大部分ではないでしょうか。


尤も、もらった本人にインタビューすると、


『そろそろかなーとは、思っていた』 というのは結構ある。


つまり、マスコミが掴めている領域は、

非常に限られている、という事でしょう。


1987年というと、もう24年前になりますが、


利根川進が『免疫の多様性について』の研究で、


ノーベル医学賞を単独受賞した。


あの時も、殆どノーマークだったらしいですが、


後で聞くと、その世界にいる人には、

“利根川”の受賞は、当然すぎる話だったとか。


確か、その当時でもノーベル賞の単独受賞の例は

殆ど無かったので、


やっぱり大したものだったのでしょうが、


マスコミは掴めていなかった。


受賞のニュースを聞いて


ノーベル賞の審査委員のところに

日本の報道陣が押しかけ、


この研究は、どれくらい凄いのか、と聞いたら、


100年に一度の快挙”


との答えが出てきて、

一気に大騒ぎになったという話が、


聞こえていました。


ノーベル賞が発表されて始めて、そんな凄い人が

日本に居たんだ、と知る。


同時に、その研究内容を聞いて始めて、

その人が長い期間打ち込んできた領域について知る。


更に、その人のインタビューを聞いたり、人となりを知る事で、

ちょっぴり日本人としての誇りを感じる。


考えてみるとノーベル賞のお陰で、

まるで無関係だった領域でも、少しだけ知った気になっている

ものがあります。 


来年あたりは、もしかするとiPS細胞について、

少し詳しくなれるかもしれません。



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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

『越境コラボ塾』 塾長 

真門  


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