現実共有が育成の基本 | チエでつながる, ワザでつながる、ココロでつながる、価値を生みだす           ~ 物語思考が世界をかえる

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この世に生まれて間もなく、人は「ものがたり」と出会い、そこで広い世界とのつながりを作ります。このblogでは、「ものがたり」と共にある人の可能性を探求していきます。



皆さま、 お早うございます、



『越境コラボ塾』 塾長の 真門 です。



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このブログは、日本人が国境・国籍の枠を超えて、

世界の様々な人々とコラボレーションをしていけるよう、

有益と思われる情報を発信しています。

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蘇州で半導体関連の機器を作っている

日系企業での仕事を終え、


例の高速鉄道で昨晩上海に戻ってきました。



移動途中で、同行してくれた現地スタッフの方々から

“バースデーちまき”のミニサプライズを頂き、



慌ただしいながらも、心温まる帰途でした。





“中間管理職層”の育成。



従来からも課題と言われ続けている事ですが

新しい段階に入りつつあると感じます。




スキルについては、日常業務の中でも、

ある程度習得機会があり、




内部、外部の研修なども行ないながら

一定レベルまで上げる事が出来ますが



“問題意識”を高める、という方は、依然として

思うように進んでいない、と感じる企業が多い様です。




海外ではやはり文化の違いというか、



先輩がそのままロールモデルになる環境ではないので、



どう“問題意識”を高めてもらうかは、

どこも苦心しつつ


手探りを続けている様子です。




当社の“組織診断”を受けて頂いた

今回訪問した蘇州のお客さんは、


私が行なう診断説明会に、課長代理クラスまでを

参加させ、





組織全体の問題をまず共有しようとされていました。







診断結果には上司批判のコメントなども多く出ているので、

中々つらいところもあるのだろうと想像しますが、


悪いところを隠したまま問題意識だけ高めようとしてもダメ、


という総経理さんのお話は、全く正論だと思いました。



一定の経験と実績のある人にポストを与え、

スキルアップの機会も与えて、



操業を安定させるところまで、

多くの日本企業が既に来たのだと思いますが、



その先の

こちらが望む“問題意識”を喚起するには、

結局事実の共有が前提にある。


その部分を改めて意識しておく必要があるのだと

今回の蘇州訪問では感じました。


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『越境コラボ塾』 塾長 

真門  


次回の『越境コラボ塾』 

コラボ筋力強化演習会は9月6日(火)。




『異文化で暗黙知をどう伝えるか』がテーマです。

海外等の協働の場では、避けて通れない領域だと思います。 


☆☆☆ 詳しくはこちらをご覧ください。

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関連サイト:

うまくいく海外赴任: 

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