皆さま、おはようございます。
『越境コラボ塾』 塾長の依田真門です。
昨日は6月4日ですが、22年前の６月4日は、
私にとって忘れられない１日でした。
有名な『天安門事件』が起きたのです。
北京の天安門広場に集まり、民主化を訴えていた
大勢の若者の若者達が、銃弾の犠牲になりました。
私は北京での”日中青年交流センター”プロジェクトの真っ最中。
事件のときには東京に居たのですが、
北京で作業中だったメーカーの担当者2名を帰国させる為に、
あの日は一日中、走り回ったのを覚えています。
似たような経験は何度かありますが、
私の持っている印象として、
事件が起きるときは、突然起きます。
業務に入ってしまっていると、多少兆候が表れたとしても、
仕事を中断して帰ることは出来ません。
一緒に働いている相手もいます。 よほどの事が起きない限り、
仕事を投げ出すことは出来ないものです。
つまり、リスクをあらかじめ避けることは、殆ど無理なのです。
ですが、リスクを最小化する情報収集や非常時の対処については、
本人自身必ず頭に入れておいて欲しいと思います。
『越境コラボ塾』では、海外にどんどん出ていくのを奨励
していますが
”自分の身は自分で守る”
という事は最初の所で、十分意識しておいてもらいたい部分です。
是非時間のある時に、一度外務省の
『海外安全ホームページ』
http://www.anzen.mofa.go.jp/ の
海外安全お役立ち情報
は見ておいて下さい。
一般的なリスク管理、日本人がよく巻き込まれている
事例、非常時の対処法などが紹介されています。
海外の大使館、領事館ともリンクが張られていて、各地で最近起きた
邦人関係の事故情報などを見ることが出来ます。
私は、この部分を今も時々参考にしています。
その他、この分野で役に立つ情報は、
海外邦人安全協会
海外邦人医療基金
海外医療情報のページ （海外の医療機関のリストがあります）
などがお勧めです。