沖縄が誇る
ギネス認定世界一の「那覇大綱挽(ひき)」
今年20数年ぶりに見に行きました。
那覇に住んでいるのになかなか行く機会がなくて・・・。
「那覇大綱挽」の綱は1995年
「世界一のわら綱」にギネス認定されています。
全長200メートル、重さ40トン
直径1,56メートル(私の身長とほぼ一緒!)という巨大な綱を
年齢、性別、国籍も様々な人々が挽き合います。
今年は約27万人(主催者発表)が参加したそうです。
近年は外国人の参加が多いと聞いていましたが、
周囲を見回すと確かに・・・
沖縄県民より外国人が多いかもしれません。
アナウンスも日本語・英語・中国語でした。
上の写真は国道58号線に横たわる巨大な綱。
これから綱挽が始まる前に
空手の演武
かぬちじ(東西で引く前に、雄綱と雌綱をつなぎ合わせる)
支度(したく・・・歴史上の人物に扮して綱の上で見得を切ること)
が行われます。
青い空に旗頭が映え、周りは人、人、人・・・・・
熱気で充満しています。
気温32℃ 風が吹いているのがせめてもの救い。
響き渡る勇壮なドラや鉦、太鼓の音
「ハーイヤ!」 「ハーイヤ!」 の掛け声
約1万5千人が挽き合います。
あまりの人の多さと物凄い熱気で綱に近づけません。
約10分間の後・・・今年は東が勝利を収めました!
綱挽が終わった後にはこの綱を切り分けてくれるので
縁起物として持ち帰る人が多く、
国際通りや近くの飲食店では、綱を持った人を数多く見かけます。
家の玄関や棚などに飾り、一家の平安を祈るのです。
いつか、高い場所から俯瞰で
かぬちじと綱を引き合う様子を見てみたいものだと思います。
琉球王朝時代から始まったといわれる「大綱挽」
それを支える地域の人々の
伝統の衣装に身を包んだキリッとした姿が印象的でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。