急に入院になってごめんね。

ママもあなたも心の準備なんてしていなかったよね。幸い、今日はパパがいてくれるから、ママは何とか引き裂かれそうな気持ちを持ち堪えています。

でも、明日の夜からはママもパパもいない環境で生活しなきゃいけないあなたを思うと、入院一日目にして涙が止まりません。

まだ一歳のあなたには相当な試練だよね。安静生活を始めてからというもの、抱っこを禁止されていたから、抱っこをせがむあなたを思う存分抱っこしてあげられませんでした。

婆ちゃんちで寝てばかりいるママにほとんどわがままも言わず、頑張ってくれてたよね。

入院前日、寝る前に何かを悟ったかのように、ママに抱きついてきたり、お腹の上に乗ろうとしていました。

ママはまさか入院になるなんて思ってもいなかったので、お腹はダメでしょと言って、抱っこしませんでした。

本当にごめんね。

ママの安静生活の唯一の癒しは、婆ちゃん達の部屋にお泊りしようとしても、モンチッチのぬいぐるみをもって、目に涙を一杯にためて、ママ、ママと、一生懸命走ってきて、襖を開けた途端、ママに抱きついてきて、安心したようにコテンと寝てしまう、あなたの寝顔でした。

なかなか寝ないあなたを寝かしつけるのに、ママがモンチッチを抱いて、ママはモンチッチと寝るからねと、モンチッチの背中をトントンすると、ママに抱きついてきて、横になり、あなたがモンチッチをトントンし、あなたはママの手を自分の背中に持っていき、トントンすると、嬉しそうに、ママにギュッと抱きついてきました。

今日からは別々に寝なくちゃいけないんだね。ママは涙が止まりません。

さっきパパがあなたと遊んでいるところをメールしてきてくれました。

きっと、ママがいないし、パパがいるとはいえ、初めての幕山へのお泊りに違和感を感じていないはずがないのにね。

あなたがいないと、ママは本当にダメダメです。

今まで、離れて暮らしたことはないから、泣いてばかりかもしれません。

せめて、パパと一緒にいれたらいいのにね。あなたがお腹にいる時から、パパは松山で一人で暮らしています。
だから、ママが入院になってしまったので、必然的に、どちらかの婆ちゃんちに行かなきゃいけません。

さみしいよね。ごめんね。

先生はママにお腹の赤ちゃんが産まれるまで、入院しないといけないかもしれないと、言っていました。

今日でお腹の赤ちゃんは30週に入りました。推定体重は1500gを超えたくらいです。赤ちゃんが元気に産まれて来れるには、あと7週間あります。約二ヶ月離れ離れになりそうです。

毎日、お腹に口をつけて、おーい、あーちゃん元気?と聞いてくれていたよね。

早く家族みんなで、一緒に暮らしたいね。

幼いあなたにこんなに早く試練を与えてごめんね。





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