今回は画像なし。


「読むだけで絶対にやめられる禁酒セラピー」
著:アレン・カー



…計算ミスしてました。
夏の間に7+1冊読んだ、と書いてそれで計算していましたが、8+1冊でした。

なのでこの本でめでたく20冊となり目標達成です


さてこの本の話。
著者の独特な言い回しや文の組立方(訳し方ではないと思います…)が非常に苦手ではありますが、今回は当事者じゃないせいか、フムフム~とほぼ素直に読めました!

酒を飲む気にならなくなる断酒法、とでもいいましょうか。この本はそんな感じのアプローチです。

しかし、「酒はうまい」「社交に欠かせないもの(断るのは無礼)」「少しなら逆に健康にいい」という考えが染み付いた社会で、一体何人の方がこの考えを貫き通せるのかなーとも思います。

一人や理解ある家族とだけ生きていくならまだしも、会社勤めや親戚付き合いでは必ず酒をすすめられますよね。しかも、以前は酒飲みだったのだから尚更「好きでしょ!?一杯くらいいいじゃない」って。(暴れたり借金したりして迷惑かけまくりだったらそれはないかと思いますが)

もーこれ↑本当に嫌いなんですよねむかっ悪気があってすすめてるわけじゃないってわかってるからこそ余計に腹が立つ!!

かなりの厄介です、親戚の無理解は。


話がずれましたが。
「アルコール依存症と普通の飲酒者に違いはない」という考えには目からウロコでしたけどね。
だいたいだれもかれもが「依存症はコントロールできない病気、体質もある」って言ってるからね。著者は依存症でない人も飲酒をコントロールしているわけではないって言ってます。フム~と興味深かった。
どうしても今まで納得出来ずにもやっとしてきたものが、ちょっとすっきりしました。

依存症と、依存症でない飲酒者には違いはない。ウン、これいいな。