
鑑賞会開催 無
全話数 12
総合得点 70
アニメーション力 85
ストーリー 60
構成 60
演出 70
BGM&歌 65
声優 75
評価コメント
1960年代後半、親の都合により九州に転校してきた主人公。
そこでジャズに出会い、傾倒していく青春ラブストーリー。
我ながらいつも適当すぎるあらすじ紹介。こういうのはwikiで見るのが良い。
原作は漫画だけど、読んだことはないので、アニメだけの感想。
さてこの作品、放送前から菅野よう子+YUKIで話題になっていたアニメなのだが…
どっちもオタクレベルに詳しいつもりなので言わせてもらうが、菅野よう子の音楽も、YUKIの音楽も、全くといっていいほどジャズと接点がない。
菅野よう子ならどんなジャンルでもきっちり合わせてくるだろうとは思うけど、それにしてもこの人選はどうかと思う。
設定はとても私好み。とてもワクワクしながら序盤を観ることができた。絵もいわゆる萌え系ではないし、メインヒロインも見た目はイマイチでかえって好感が持てる。時代も一昔前で、なんといってもジャズ。設定は本当にいい。
しかし観続けているとなんだか恋愛要素が多すぎてウンザリしてくる。主人公と親友の絡みも、必要以上に接近しすぎていてBL要素さえ感じられる。
肝心のジャズの部分が、少なくはないはずなのに大して印象に残らないのは、ただ演奏しているだけのシーンばかりだからだろうか。
演奏のアニメーションは非常にクオリティが高いし、音楽もカッコイイ。でも心に響かないのは、見せ場と呼べるものがないから。
※以下ネタバレ含む
このアニメ自体、全体的に平坦で、盛り上がる場面がほとんどない。ある意味とても現実的。恋愛も全く成就しないし、ジャズで盛り上がるところもほとんどない。しいて挙げれば2年の文化祭とラストの教会の場面くらいだろうか。ただどっちもいつも通りの2人のセッションをしてるだけ(少なくともそう見えてしまう)でいまいちワクワクできない。
そう、――何かに向かってみんなで力を合わせ練習をし、トラブルを乗り越えて、本番で感動の演奏をする――、さすがにこれはベタすぎるかもしれないが、そういう要素が全くないのである。唯一その可能性があった3年の文化祭は、盛り上がり始めたところでトラブルを乗り越えられず、そのまま頓挫してしまった。そしてメンバーがバラバラのままいきなり8年後に飛ぶとか、この現実的な仕打ちには思わず「なんでやねん!」と突っ込みたくなる。
あんな風に別れてしまった俺たちだけど、8年後も変わらず絆があった的な。もう何もかも現実的すぎて泣けてくる。
OP後半の水の上?っぽい感じのところで5人全員揃って演奏してるシーン。あれすごくよかったんだけどな。ああいう感じのを期待してたんだけど、最後までなかったな……
