もう五人目が産まれました
もうすぐ二人
分娩になりそうです
本当に産婦人科医師の
道を選んだのは正解でした
お産に休みはありません
毎日仕事があるので
私にはぴったりの仕事です
最近は女医さんが増えて
当直もできる人が
減っているとか
私なんか夜も睡眠時間
短くていい人間だし
夜も働ける産婦人科大好きです
勿論助産婦さんが
いてくれてこその産科です
全てやってたら体が足りません
何故私がこんなに働くのか
それは小学生のときに
さかのぼります
スーパーマーケットもりや
は田舎の家族で営むスーパー
小六のとき
近くに大きな新しいスーパー
ができて、
急にうちの売り上げは
減りました
そりゃあ心配しました
子供ながらに潰れないかと
みんな大きなスーパーの
袋を持って
うちに足りない卵だけとか
キュウリだけとか
買いに来るのですから
ご近所さんとはいえ
なんとあからさまなのかと
私は冷えました
世の中に人情はないんだな
と思いました
生きていくことの大変さを
小学生で知ったのです。
うちの母は強い人で、
次のてとして
お米の販売をはじめました。
勿論私も20㎏の米袋を
担いで、配達を手伝いました
それからさらに母は宝くじの
販売も始めました
私も銀行に宝くじを取りに行ったりして手伝いました
母はどんなに苦境に立たされても
ライバル企業が来ても
常に挑戦し続けました。
現状に満足してはいけない。
もし、母が攻めの人生を
選択してくれなければ
私は大学に
行くこともできませんでした
そんな母の娘として
母に負けてはならないと
いつも思います
でも母はすごいです
ガンになって手術しても、
店が気になると
病院を抜け出して
商売の算段をしにいきます。
母の根性には
頭が下がります。
75歳でまだ現役です
だから51歳の私なんて
全くもって母の足元にも
及びません。
母が365日働くように、せめて
私も365日働き続けたいと
思っています
とかいてる間に、また一人産まれましたよ❤
