廊下の張り替えを依頼されました。
現場を確認に行きました。

きれいに無垢板が張られていますが何やら斑点があります。
聞いてみるとお祭りの時に来客がお酒をまいてしまったのだとか。
その跡のようです。

こちらもきれいなようですけど奥に雨漏り跡があるみたい。

う~ん、残念な跡です( ̄~ ̄;

奥の廊下は支障が無いようですがボコッとへこむ場所が所々あるようです。
よく歩く部分の経年劣化ですね。
下地の垂木は大丈夫のようですのでこの上に張り足していきましょう。
30cm巾のフロアを張れば手間的には早いので工事費を削減できます。
見てくれもキレイではありますが見る人によっては安っぽく見られてしまうので元の価値を下げるわけにはいきません。
その価値を下げないように今度も10cm巾の無垢板を張ることにしましょう。

樺(カバ)の無節を使用します。
しかしなかなかはかどらないようです。
元の床板であるサクラが固くて釘が入りにくいみたい。
釘穴を先にドリルで穴を開けるにも油断するとドリルの先が折れてしまいます。
やはり一枚一枚仕上げるにも思い掛けないことで手間が掛かるようですね(^^;



踏み段は一段増やして上がりやすくしました。
やはり無節の無垢板はキレイですね(^^)
施主様にも喜んで頂けましたのでよかったです。