がんと闘ったアイドル・丸山夏鈴さん告別式 多くのファン集まる
FNNみんなのニュース 5/25 19:50
がんと闘ったアイドル・丸山夏鈴さん、25日の告別式には、多くのファンが集まった。
25日、福島・郡山市で行われた告別式。
ほほ笑んでいるのは、22日、肺がんで亡くなったアイドル・丸山夏鈴さん(21)。
ファンは「回復して、ステージに出るんだと思っていましたので...」と話した。
小学生のころからの知人は「すごく頑張っていたなって...」と話した。
およそ250人が、その死を悼んだ。
ファンたちへ向け、亡くなる直前まで動画を発信していた夏鈴さん。
病と闘いながらも、最後までアイドルであり続けようとしていた彼女に、密着取材していた。
幼いころから、アイドルを夢見て、2015年2月、CDデビューを果たした夏鈴さんは、念願の芸能活動をスタート。
しかし、彼女の体を襲ったのは、肺がん。
2015年3月には、本格的な活動を前に、治療に専念することになった。
2カ月前、病室を訪ねた際には、「次のCD出したいです、早く。次のCD出すために、少しでも状態をよくしないとだめだと思うから。早く治ってほしいから、できるかぎりのことをしたいです。頑張ります」と、再びアイドル活動に戻る闘志を燃やしていた。
ツイッターでは、亡くなる8日前に「体重測ったら、歴代最低体重でした。ひとりで歩けなくて、尻もちついたり、体力・筋力がありません。このままはやだ。回復して、奇跡を起こしてやる」とつぶやいていた。
最後まで奇跡を信じ、つらい治療に耐えていた夏鈴さん。
闘病の支えとなっていたのが、アイドルになりたいという思いだった。
夏鈴さんは「病院のベッドの上で、ミスiD2013オーディションに応募した」と話した。
これがきっかけで、芸能事務所に所属。
夢にまで見たアイドルとして、第1歩を踏み出した。
しかし、2014年8月、治療していた脳腫瘍が肺に転移。
それでも回復を信じ、毎日1度は自ら撮影した動画を発信し、ファンたちへアピールしていた。
21日、亡くなる前日に病室から夏鈴さんが発信した最後の動画では、「薬のせいで眠いです。じゃあ、さよなら。バイバイ...」と話していた。
そして、翌22日の午後1時10分、帰らぬ人となった。
25日に行われた告別式では、マイクスタンドを前に、ほほ笑む夏鈴さんの写真が飾られていた。
デビュー曲の「Eternal Summer」が会場を包み、最後の別れを惜しんだ。
アイドルとして、病気と闘ってきた夏鈴さん。
最後まで、アイドルとして、前向きに歩み続けた。
丸山さんの最後に撮影された動画を見た。
懸命に生きようとしている彼女の想いが痛いほど伝わってきた。
撮影を続けることで生きる望みを繋いでいたんだね。
どうか安らかに。