Every cloud has a silver lining

Every cloud has a silver lining

エンタメ接着集団 シルバーライニング の立ち上げ企画の活動内容を
中心に、活動日誌をマイペースに長々書いて参ります。

Amebaでブログを始めよう!

最近、ちょっとずつ涼しくなってきましたね音譜

今年はホント、異常なまでに暑かった!!アップ


僕は、お盆明けのちょい手前から、心機一転、怒涛のロケハンティングを開始していますビックリマーク


8/18(日)
以前から、今僕が住んでいる君津のマッサージ店の店員のミキさんにご協力頂き、
彼女の旦那様のおじ様の所有しているという雑木林を観に連れて行ってくれましたニコニコ


君津駅から車で40分前後のところにある、笹川湖周辺へ音譜

道の駅にいらっしゃった、リゾート推進協議会の事務局長のおじさまにご挨拶。
企画内容を説明後、さっそく各候補地をご案内して頂きましたビックリマーク


自然公園や、私有地の雑木林などなど、数か所を一緒にまわって頂き、
気に入ったポイントをいくつか見つけることができましたチョキ

だがしかし・・・。
夕方から夜の撮影を考えたときに、




これ、夜ものすごく暗くならねぇか!?


後日、監督に問い合わせてみたところ、
「たぶん、背景真っ黒に潰れちゃうよー」旨のことを言われ・・・。

車のライトとかで補てんするのも難しいだろうし、
勿論屋外なので、電源の確保もできない・・・。


しかも、




イノシシが出るかも・・・叫び


・・・ということ。・・・うーん、昼間のシーンならよかったけれど、
悔しいし申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、
事故が起こったらしゃれにならないし、この場所にGOサインを出すことが難しかった・・・。


でも、おじさまにはゴハンをおごってもらっちゃったり、
帰り道の車の中で色々お話もできて、とても楽しいお盆休み最終日となりました!!
(ロケ地、決まったらちゃんとご報告させて頂きますニコニコ


続いて、8/20(火), 21(水)

会社近くにある、市で管理している公園の管理事務所を訪れました。
(会社の昼休みの間の30分くらい)

普段、会社の目の前にあるこの公園には、とても脚本のイメージに近い雑木林がありました。

正直、公園を商用目的の撮影に使用すると、結構なお金がかかるってことは知っていたのですが、
まあ、一応何らかの有用な情報は得られるだろうと踏んで、公園の管理人の方に御挨拶。


・・・公園の利用費、一日16800円とのこと・・・ドクロ

・・・やっぱり予想通りだ。
だけど、管理人の方と撮影に関して話は盛り上がり、
案の定、有用な情報はがっつりゲットビックリマーク


富津「市」で管理している土地は、色々と制約があったり、ロケ地関係に関しては消極的な姿勢である一方で、
千葉「県」で管理している土地の場合は、無償で貸してくれる場所も多いということを教えていただきましたアップ

さらに、この方はなんと、




職員全員に、私有地で雑木林か竹林を持っている人を聞いてくれていたのですグッド!






そしてその翌日、いくつかの私有地の竹林についての詳細を伺ったのですが、

いずれも手入れしていないため、夜の撮影は危険すぎる、駐車スペースすらない危ない道だ、などなどの理由から、こちらも折角ご紹介して頂いたものの、断念・・・。


しかしながら、ここで職員から大ヒントが・・・グッド!


「タケノコ狩りのスポット、探してみたら??」




・・・その手があったかーーーーーっ!!



・・・ということで8/22(木)に、千葉県南部すべてのタケノコ狩りのスポットから、
一番近いタケノコ狩りスポットの場所を見学しに、仕事上がりにバイクを飛ばすアップ


あたりは、ひっそりと暗ーい雰囲気。管理人のおじい様も親切にご対応。

バーベキュー場を兼ね備えたこのタケノコ狩りスポット、結構ロケで芸能人も来るみたいで、
管理棟の壁には、過去のロケでここを訪れた芸能人の写真やサインが盛りだくさん!

本題の竹林も、とてもきれいに管理されていて、いい画が撮れそうグッド!



しかし、管理人から次の一言。





「最近、体力なくなってきたから、18:00以降はやらないわ。・・・もう無理。」





そのあともちょいと粘りましたが、夕方までの数時間であっても、

1日完全貸切、40000円の条件でないと、無理、ということでした・・・。



ここで、僕はロケ地を千葉県から茨城県に変更することを画策したのでした・・・。


以前、茨城県竜ケ崎市で自主映画の撮影に参加したり、エキストラ現場で何度もお会いしている自主映画の監督さんに、
撮影に使えそうな竹林はないか、相談してみました。


・・・というのも、その週の日曜日に、ちょうど茨城県に寄る用事があったので、

ついでにロケハンもできたらいいな、と考えていたのです!!

そうしたら、あるじゃあないですか!

以前、僕が参加した自主映画のロケ地、長峰東公園@竜ヶ崎市☆


さっそく、そこも観に行ってみることにしました。

8/24(土)~8/25(日)
この日は、以前僕が通っていた大学院の研究室メンバーでのBBQがあり、

久々に後輩らに会いに行くことになっていました。


前日に後輩に無理言って泊めてもらい、翌日はBBQをしながら同じく社会人となった後輩らと
色々会社のこととか、今後のこととかを話し合ったりしているうちに、

これからに向けてやりたいことが、どんどん膨らんでいって、

そしてアイデアもいっぱい浮かんで・・・。
また、昔のように、一緒に研究室にいたいなーって思ったり。
みんなと何かをやり遂げたいなーって思ったり。

とても有意義な一日になりました。
心に栄養が行き届いた感じの充実感でしたチョキ

そして、ちゃっかり、後輩に駅まで送ってもらうついでに、

長峰東公園の竹林をチェックしに行くことに。




・・・うん、結構いいイメージの竹林音譜
柵があったりで、撮影に使えそうな場所自体は狭かったんですが、

幸と出るか、不幸と出るか、電燈がしっかりついていましたひらめき電球

これなら、暗い、という心配はなくなりました。
しかし、画の中に電燈は入れたくない・・・。

・・・うーん、ここも正式決定とはいかないかなー。

(付き添ってくれた後輩さん、ありがとう。蚊に刺されちゃってたらごめん・(笑))





ところが、また別の後輩が、写真を送ってきてくれました。




実家の真裏の私有地の竹林グッド!ビックリマーク

@笠間


・・・もう、何かと色々最強じゃないですか(笑)
しかも、延長コードがあれば、家から電源を引っ張ることも可能とか☆


今週末に、後輩さんが実家に帰省するときに、竹林の動画を撮ってきてくれる、ということなので、
期待です(最終決定しちゃいたい☆)




それとはまた別に、学生が住んでいそうな昭和チックなボロアパートの室内もロケハンしなければなりませんでした。

ホントは、千葉ロケにする際には、僕の部屋を色々いじくって撮影、という形で考えていたのですが、
茨城ロケに変更ともなると、部屋のシーンも茨城県内で探すしかなくなります。

そこで、例の以前お世話になった監督さんに色々ご相談したところ、

アパート一室を貸して下さるあてがあったようなのですが・・・。

現在、別用途で使用中、とのことで、断念。


また、一から探し出すことに・・・・。



ところがところが大どんでん返し!!
エキストラつながりで、現在はプロジェクト茨城にいらっしゃる方から、

アパートの案件もご紹介頂けることになりましたチョキ

ただし、こちらはある程度のお金が必要、とのこと・・・。

それ次第で、ロケ地やタイムスケジュールが確定できそうです(あと一歩ビックリマーク



あとは、部屋のセットについて。

最低でも、畳と、敷布団と、豆電球がある室内蛍光灯。

これが絶対僕の頭の中では必須項目。
さらに、今回の美術ボランティアのはっしーの描いてくれるチョークアートに使う、デッサン道具のレンタルさえできれば、
俳優さんの出演シーンの準備はほぼ完成!!

(ホント、お待たせしてすみません・・・。)


妥協しないで探しておくと、妥協前よりもいい場所が見つかるもんだなーと実感。
とにかく、動く、っつーのが一番だな・・・。と思いましたにひひ



このロケハン、他にも、学校の校舎や屋内外通路、花屋、河川敷、バー等色々と
決定しなければいけないところはあるのですが、
いずれもすでに候補地はピックアップしており、あとは交渉次第、というところまで来ておりますグッド!



また、このロケハンと同時並行で進めているのが、企画書作成と脚本の最終修正です。

職場から帰宅した後は、もっぱらこの企画書の作成や修正をメインに進めております。

普段、会社では「実験計画書」とか「実験報告書」とか「技術資料」みたいなものを書く機会があって、
先輩にダメ出しを受けながら、書類の書き方等のご指導を頂いてはいるのですが、

正直あまり作文力には・・・。

てなわけで芸能事務所向けの企画書なんぞを作成するのはプレッシャーでした。


企画書については、Webで書き方のテンプレートをチェックしたりはしてみたものの、
フツーの企画書を書いても目には止まらないだろうなー、という予想から、

一般的に書かなくてはならない事項(目的、背景、概要などなど)、といったベースは崩さず、

だけども業界には詳しくない素人感を出すテイストの企画書を作成してみました。
だけどもしっかり、思いを込めて。


このキャスト2人じゃなきゃダメなんだ、って気持ちを込めて。


ところが、今回は僕の上にいわゆる「上司」というものがいないので、

この企画書については、バンドのリーダーと監督にチェックしてもらっており、

修正が完了したら、いよいよ先方に提出して本交渉となります。

完成間近のこの企画書をベースに、これから色々な交渉を進めていくのか、と思うと、
とても緊張しますが、


俺は今まで、なんやかんやあっても最後の最後には超絶に幸運な男だから大丈夫、

きっとそんな気がします。


つい先日、会社の歴史が一冊の本になり、

その出版記念パーティーが行われました。


日刊工業新聞社から出版されているのですが、

出版社の方が言うには、うちの会社の歴史は、

話のネタになる面白い部分が多く、単なる社史としてではなく、

書籍化しても面白いんじゃないか?ってことで出版が決まったそうで。


その出版記念パーティーにスタッフとして出席させて頂き、社長のスピーチを聴いていたわけなのです。




ここで、舞台を観るのが好きになったことに対するメリットに気づきました。




実は、この後、不意打ちでパーティーでの社長のスピーチ(30分)に関する

感想レポートの提出が迫られたのですが、



「社長のスピーチ=社長役の舞台俳優が演じる、スピーチのシーン」




に脳内変換して聞いていると、色々と捗るんですねー(笑)発想の転換ってやつ!

これで、社長のスピーチをとても楽しくお聞きすることができていたので、
スラスラ感想文が書ける書ける!

その後、お盆前に社長から訓示があった際、

最終的にスタッフ数十名の中で、唯一感想レポートで社長から合格点を頂き、


そのチャンスに便乗して、有給の申請をした結果、初めての取得に成功☆



今年のお盆休みは、実家の北海道(函館市)には帰らず、

ずっとこちら(関東)におりました。




①パーティー企画@六本木Edge

 若手ヒルズ族社長のサプライズバースデーパーティーの

 幹事補佐兼司会進行をさせて頂きました。
 
 普段、こういったことはやらないので、いくつか反省点はあるものの、

 (司会進行が昭和の会社っぽいとか、社長とサプライズゲストの名前を間違えるとか・(笑))
 とても貴重な経験をすることができました。


 この会が実現できたのは、やはりこの会の企画を熱望していた一人の女性と、

 イベント企画会社に勤め、このパーティーの監修をしてくださった男性、

 バーでバイトしている俳優の高尾くん、
 その他のたくさんの協力者がいたからでした!

 

 他にも、いろんな方がゲストとしてパーティーに来て下さっていました。

 例えば、THE RUN'Sというバンドのベースの方がいらっしゃっていて、

 福岡から東京までバイクで来たとかなんとか・・・。

 9月からメンバー全員が揃い、活動拠点を移すとか・・・!

 アルバム「Tales told by the View」を頂いたりしちゃって!


 いやー、しかしながら、パーティー準備の裏で色々なことがありましたが、

 最終的に社長の笑顔を見ることができて、とてもよかったです!





②監督やキャスト依頼をしている方とのプライベート交流

 これまで、監督やキャスト依頼をしている方とは、ほとんどPVに関する話メインでしか

 お会いすることがありませんでした。

 

 しかし、お盆休みには、彼らと普通にプライベートで色々お話させて頂き、

 交流を深めさせていただきました。


 監督さんとは、餃子パーティー@船橋 で、

 俳優さんとは、浴衣パーティー@池袋 で、

 女優さんとは、舞台@丸の内 でそれぞれご一緒させて頂きました。


 特に、俳優さんとは、彼の実家で飲んだり、

 バイト先で飲んだり、映画や舞台やドラマの話をしたり・・・。

 よーく考えたら、彼のバイト先全てに足を運んで朝昼夜ビールを飲んでいたような気がします(笑)

 また、女優さんとご一緒した舞台では、

 たまたま同じ舞台に興味があり、良かったら行きませんか?ってな感じで実現!

 PVの件も含めて色々な話をすることが出来ました。

 また、今まで見た舞台の中で個人的に一番好きな劇団に所属している俳優さん、

 原将明さんと色々お話させて頂き、とても良い思い出となりました!


 他にも、PVの件とは直接関係はないものの、今後活動していく中で

 色々と関わっていきたいと思っている方々との交流をすることもでき、

 とても有意義な時間を過ごすことができました。

 




 

③同じ中学・高校出身で、芸能活動をしている同級生と会う

 大阪でラジオ番組のアシスタントをしている「むらっちゃん」がお盆で千葉県に戻ってきたとき、

 「よかったら、話を聞かせてくれないか?」とこちらから相談して実現。

 柏のミスドで数時間、高校時代の思い出も含めて、お互いがやってきたことや

 これからのことについて、お話をしました。


 それから3日後、彼のラジオの生放送を聴こうと思い、実に8年ぶりにラジオ番組を

 聴こうと思って聴きました!
 中学・高校時代はお友達だったラジオ。大学時代・社会人になってからは、

 全くラジオを聴きませんでしたが、仕事をしている同級生を音として生で感じたのは初めてで、

 とても新鮮でした。そして、彼がとても大人に見えました。そして、とても聴きやすいし面白い。


 さらに、26歳にしてラジオ番組に初めて投稿。

 お題は、「夏、遊びに行くなら海?山?川?」「思い出のアルバイト経験は?」

 だったのですが、彼に僕のメッセージを読んでもらいました。

 率直な感想としては、シンプルに、嬉しくてテンションがすごく上がりました!!


 できることなら毎週聴いてみたいのですが、平日の仕事している時間帯なので、

 聴けたチャンスはホント、お盆休みだけでした。


 だから、お盆に実家に帰らず、こちらにいて本当、良かったと思いました!
 そして、今後、彼がもっと活躍できるよう、応援したいと思いました。





④偶然の再会

 普段よくつるんでいる、撮影のボランティアスタッフ宅に泊まり、

 江の島の海に行きました。なんやかんやで、江の島の海に行くのは人生で初めて。

 

 特に泳ぐことはなく、足だけ海水につかって涼みながら酒飲んだり、

 砂浜を意味もなく歩いたり、海の家で酒飲んで寝たり、

 そんな感じだったのですが(笑)


 ここで、江ノ電に乗ってみたいと言ったことが、偶然を引き寄せました。

 帰り道、藤沢駅のロータリーで、見覚えのある人物と偶然の再会。

 詩人のGONさんでした。


 彼との出会いは、2008年頃。

 当時、茨城県水戸市でボート部の活動と遅めの初恋に悩んでいた僕は、

 水戸駅北口の路上で詩人活動をしている彼に出会ったのでした。


 「あなたの目を見て、あなたへ贈る詩を書きます」

 ってことで、当時在籍していたボート部に向けた詩、

 自分に向けた詩を即興で書いてくださいました。


 それ以来、ちょくちょくGONさんの元を訪れるようになり、

 一度だけ、彼の作詞イベント?の呼び込みのアルバイトをさせていただいたことがありました。

 

 よーく考えたら、それが僕の人生初のエンターテイナーとの絡み、だったのです。

 ボランティアエキストラに興味を抱く前の出来事でした。


 当時抱えていた悩みを、エンターテイメント(この時は、書いてくれた詩)によって助けてくれたのは、

 GONさんでした。


 彼は私と同じく北海道出身で、22,3歳の頃から路上で詩人活動をしている方でした。

 初めてお会いしたときは、確か今の僕と同じ26歳くらいでしたので、

 現在は31歳になります。


 そう、実に9年間、ネカフェ等で寝泊まりをしながら詩人活動をしていたというのです。


 当時の思い出がフラッシュバックし、涙が出そうになりました。

 

 時々、関東の地方の駅周辺で活動していらっしゃる方ですので、

 見かけたときは、ぜひ詩を書いてもらってはどうでしょうか?



 

⑤今さら、「あまちゃん」にハマる!

 早朝に舞台「朝劇」を観る予定が入ったため、前日にビジネスホテルにて一泊することにしたとき。

 寝る前に、ついついNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の総集編を見てしまいました。


 んで、結局ホテルで寝ずに、1時から4時まで、あまちゃんに夢中になってしまいました!

 ホント、久しぶりにテレビを食い入るように観てしまい、

 結局、「朝劇」を観るつもりが、「徹夜明け劇」を観ることになってしまったのです(笑)



 能年玲奈さんや、じぇじぇじぇ という言葉が流行っていることは知っていましたが、

 今年に入ってから、全くと言ってよいほどテレビを点けていなかったので、

 特に興味を持つことはありませんでしたが、


 こりゃあ、面白いわ!!!



 そして、よーく見てみたら、僕が以前参加した別ドラマのロケ地と同じ風景も使われている!!



 以前、NHKの震災復興ドラマのエキストラに参加したことがありました。

 思えば、今までで最も遠出して参加したエキストラ現場でした。

 大学院の修士論文提出期限の2週間前に、1月の岩手県に行くっていう(笑)

 今考えたら、ものすごいアホだなって思ってしまいますが・・・。


 岩手県 田野畑村 という場所を訪れ、被災した住民の話を、

 震災後の観光ツアーの観光客役という形で聴くという内容でした。

 

 通常であれば、ボランティアエキストラは交通費はもちろん、食事代や宿泊費などは

 出ないのですが、とのときは交通費も宿泊費も無料。

 三陸の海産物を堪能することができました。


 そして、当時同世代で同じくボランティアエキストラに精を出していて、今はプロエキや再現俳優に

 転向した、唐澤一路くんとも色々お話することが出来ました。


 その現場に行ったとき、当時震災後10か月でした。

 テレビではなく、生で被害状況を目にするのは初めてでしたので、

 色々と驚愕したことを覚えています。


 町一帯が丸ごと消えている、という現状が信じられませんでした。

 そして、実際に現地の方と直接、色々なお話を伺うことができました。


 その中で、皆さんが口をそろえて仰っていたのが、

 

 

 「とにかく、大勢の方に観光に来てもらいたい。地域経済を活性化させたい」

 ということでした。



 岩手県の中でも、特に交通アクセスの良くないこの場所は、

 ボランティアの方もなかなか来ることのできない場所にあり、

 がれきの片付けや復興工事などもだいぶ遅れている、ということを仰っておりました。



 当時は、漁業するための船が足りないとか、駅が復旧するめどが立っていないとか、

 そういった深刻な話をみなさんされておりました。



 そういった経験もあったので、

 この「あまちゃん」効果で実際に地域経済が活性化しつつあるという現状を聞いて、

 とても嬉しく思います。


 とともに、ドラマや脚本のチカラって、すごいなあーって、しみじみ思いました!!

 


 実は僕、このあまちゃんのモデルになった、

 当時話題になった「かわいすぎる海女さん」の大ファンだったのです(笑)



 さらに、僕の先祖の出身地がこの北三陸だったことが判明し(170年前に三陸から北海道へ移民した)、

 僕の名字のルーツもこの地方から来ており、僕の名字が最も多い町があったため(岩手県岩泉町)、

 「ROOTS OF TAKEHANA」 と銘打って、

 北海道函館市から東北地方を縦断する自転車一人旅を敢行したのでした!


 今考えると気持ち悪いですが、

 「ここにあのかわいすぎる海女さんがいるのかあー」とか思いながら、

 久慈の海岸を疾走した記憶が蘇りました。


 そういう背景もあって、余計に「あまちゃん」に心惹かれたのでしょう(笑)



 本当はこのお盆休み、原付でもう一度三陸に行こうかなって思っていたんです。

 しかし、僕はこの「あまちゃん」ブームが落ち着いたら旅行しようと思っています。



 たぶん、そのほうがいいかなって思って。



 

 えーと、またしてもまとまらない長文を書いてしまいましたが、

 秋から冬にかけて、PVの件もいよいよ本格的に動いていくことになります。


 そして、来年の春には、10年前からやりたいと思っているだけだったことを

 行動に移せるように、諸準備をしていこうと思います!

色々なことがありましたが、無事、7月21日にバンドの演奏シーンを撮影することができました。

その次の週は、一気に緊張の糸が切れたのか、

どっと疲れが出て、無気力状態になっちゃいました(笑)


20歳頃の時と比較すると、体力や筋力も落ち、食生活も最近いい加減だからだろう。
身体の回復が遅い遅い。

会社の人とフットサルやるにしても、バテるのが早い早い!
今年は記録的猛暑っていうこともあるんだと思いますが、

この暑さが一段落したら、きちんとトレーニングも始めようかと思います。



まあ、そんなこんなで、体力・精神力的な部分が回復してきた7月の最終週あたりから、

PVの件以外の部分も含め、色々な準備を始めました。




①ロゴデザインの打ち合わせ

 大学時代の研究室の後輩に、活動団体の名刺のロゴデザインをお願いしており、

 メールや電話にて、ロゴについての意見交換を行っていました。

 既に、作りたい活動団体のコンセプトや団体名は決まっているのですが、

 今後、対外的に交渉していくにあたり、名刺やロゴを作っておいた方がいいだろうと

 思っていたのです。

 しかし、そこで思わぬ衝突と、それによって学んだことがありました。



 以下、メールのやり取りを一部抜粋


 

 お疲れ様です。
 この画像を見たんだけど、正直よくイメージが分からないです。
 こないだ送ってくれた画像と全く違いますよね?
 ここから何を訴えたいのですか?どういうイメージですか?もう少し具体的にお願いします。



 要は、お前がプロデュースしてるんだから、デザイン案まで丸投げするな、
 それは怠惰だろう、ってこと。

 +アーティストやエンターテイナーは、表現する前のイメージに最も時間を費やすんだから、

 そこの部分をもっと考慮してくれ、ってこと。


 描きたいように自由にやってくださいって言っておきながら、

 後でどうのこうの注文をつけることになってしまうと、お互いの信頼が壊れるよ。




 ってことを言ってくれた。当然のことなんだろうけど、すごく勉強になった。


 さらに彼は、電話でこう教えてくれた。

 「絵を描くのが趣味って人が「◯◯(有名なキャラ)描いてよ」って言われるのが、

  どれほど面倒臭い事なのかを絵を描かない人にもわかりやすく伝えるにはどう言えばいいか、

  考えた結果、釣りが趣味って人に「マグロ釣ってきてよ」って言うのと同じくらいなんじゃないか」


 なるほど・・・と思いました。




 ②ロケハン(私有地の山をめぐる交渉)

  時々お邪魔している整体マッサージ店の女性に相談し、

  彼女の旦那様のおじが所有しているという私有地の山を撮影に使わせて頂けないか、

  女性と旦那様と3人でご相談させて頂きました。

  やはり、こういったお話は当然だとは思いますが、初めてのことだったようなので、

  普段音楽をあまり聴かないという旦那様は驚いていらっしゃいましたが、

  時間が合う時に山を見学させて頂くことになりました。





 ③某映像系大学の卒業制作映画のエキストラ集め

  以前、ボランティアエキストラをさせていただいたときにお世話になった方から、

  エキストラ募集についてご相談を受けました。


  結論から言うと、結局撮影場所や日程が当初の予定とずれてしまったことから、

  そのエキストラに私は参加することができず、人集めもすることができませんでした。

  しかし、撮影の担当者が偶然にも、僕が今住んでいる街出身の方だったので、

  地域のフィルムコミッションを紹介させて頂きました。

  ・・・それで人が集まればいいのですが。






 ④サプライズイベント企画

  キャスティングの相談をさせて頂いている俳優さんのバイト先である六本木のバーを貸切り、

  以前親交のあった不動産会社社長のサプライズ・バースデーパーティーを企画することになりました。

  

  数年ぶりのイベント企画+司会進行ということで、

  少々プレッシャーでしたが、実はこれもPVの件に後々大きく関わってくるイベントなのであります。

  

  平日に新宿に集まり、イベント企画会社で働いている方の監修の元、

  僕は幹事補佐?的なポジションで、バーの下見に行ったり、イベントのタイムスケジュールを

  立てたり、といったことを行っておりました。






 ⑤俳優さんの出演舞台の鑑賞および打ち上げ参加

   

  オルガンヴィトーVol.26 「幻探偵4」~縄文怨霊船~

  という舞台に出演する高尾勇次さんの舞台を観に行き、

  そのまま打ち上げに参加、朝まで色々な方とお話させて頂きました。


  「オルガンヴィトー」の主宰は、不二稿京さんという方で、

  唐十郎さん主宰の「状況劇場」の看板女優としてご活躍された方だそうで。

  

  他にも、佐々木蔵之介さんらが所属していた「惑星ピスタチオ」にいらっしゃった、

  保村大和さんがいらっしゃいました。

  ちなみに、大泉洋さんらで有名な「TEAM NACS」のメンバーは、

  この「惑星ピスタチオ」の大ファンだったらしいです(Wikipediaより)。


  

  舞台の感想は、とにかく台詞の難解さと演出方法が印象に残りました!

  古典と博多弁をミックスさせたような言い回し。

  素人視点の感想ですが、「あの台詞を覚えるのは大変だろうなあ・・・。」

  と思ってしまいました。


  そして、舞台上が水浸し、という演出。

  演者の唾や汗や、壁から不意に吹き出す水、床から跳ねるスプラッシュ!

  ラストの方なんか、世界丸見え(テレビ番組)のビートたけしが悪ふざけで観客に水かけちゃう

  的な感じになっちゃってました(笑)

  

  怨霊といい、水の演出といい、とても「夏」らしい舞台でした。



  打ち上げでは、高尾勇次さんよりも、保村大和さんとたくさんお話させて頂きました。

  ・・・と言いましても、演劇関係のことはさほどお話はせず、

  僕の普段の仕事に興味を持って下さり、食品添加物トークで盛り上がりました(笑)

  保村さんは、とても体調や健康面に気を遣っていらっしゃる方だそうで、

  他にも、食品や栄養などについても色々お話を伺うことができました。


  また、公演終了後の舞台俳優さん同士による、公演の反省会をも聞くことができました。


  だいたいの舞台は、日曜日に楽日を迎えるので、

  そのあとの打ち上げがあったとしても、

  翌日が仕事のために、なかなか参加することができなかったので、

  今回のオルガンヴィトーのように、土曜日が楽日で、そのあとが打ち上げ、

  というのがとてもラッキーでした!!


  最終的に、演者以外では僕ともう一人の方(と言っても長年交友がある方だそうですが)

  が朝までコースで舞台上に残り、朝4時に焼肉を食べ、飲み、

  

  舞台小屋でそのまま寝る、という貴重な体験をさせていただきました。


  公演の匂いに包まれて朝を迎え、皆さんが舞台のバラシを始める前に帰りました。


  いや~!!良い思い出となりました☆




   


  ⑥オラクルカード占い@新横浜


   「出る方より、作る方が向いているんじゃないかな。」


   PVプロデュースのきっかけとなった、

   知人のアーティスト志望の方のご親戚である占い師の元へ足を運び、

   半年ぶりに占い(って言ってもカウンセリングの意味合いが強いですが・・・)して頂きました。


   主に、占って頂いた内容は、

   

   ・ここ最近よくご一緒させて頂いている方々との関係

   ・ここ数年の活動拠点

   ・今後活動していきたいことについて

   ・PVの件について


   でした。


   すごくざっくり言うと、とても明るい結果を頂きました!

   そして、活動拠点で最も良かった場所は、「東京寄りの千葉」でした。


   勿論、この占い結果にすべてをゆだねることはありませんが、

   迷った時に参考にしようと思いました!

   


   意外な人物との関係が思ったよりもずっとずっと長く、続いていく、ということも

   少々びっくりしたものの、安心につながりました!


   

   そして、僕は27歳になるまでにどういうプランで進んでいくか、

   方向性がどんどん明確になってきました!



   「いつやるか?・・・今でしょ!」のようにはいきませんが、

   準備を重ねて、色々と活動をしていきたいと思いました。

   たくさんの勉強や経験や出会いを大事にして。

9:50-


撮影スタッフやバンドメンバーが次々にスタジオ入りし、

楽器や機材をてきぱきと運び始める。



最初に、ドラムやアンプなど大型の荷物を2Fに上げて、

2番目に撮影するカットに備え、組立、セッティングを開始する。



最初に撮影するカットは、階段部分で演奏をするギターとベースの絵。


監督は僕の描いた絵コンテをもとに、カメラや照明器具等の準備を急ぎ、

「駿くーん!ここの絵は○○でいいんだよね?」など適宜確認。


バンドメンバーには、個別にカットの説明をしながら、

楽器のセッティング並びに着替えを指示。


ボランティアスタッフには、スタジオ内の雑多な家具や機材等の運びだしをしてもらった。



最初のカットの準備と、2番目のカットの準備が同時並行で進められ、

あれがない、これがない、工具ないのー?コンセントは??

シュンくーん、監督ー、ヒラちゃーん、オカちゃーん、などの言葉が飛び交った。

皆、慌ただしく動いた。


1Fはひんやりと涼しい廃墟風の室内、

2Fは天窓のある白く清潔感漂う雰囲気の室内で、

直射日光があたり、エアコンや扇風機があれど、とても蒸し暑い。




バタバタしたが、撮影、演奏準備が完了し、

「それでは、○○○○○○○○○のデビュー曲、○○○○の撮影を始めます!!」

と大きく声を張りあげた。


僕がiPodに入れていたデモ音源を流す。

監督がカメラを回す。

ギターとベースも、演奏を始める。




・・・クランクイン。





生まれて初めて、自分が思い描いた絵を演じてくれる人がいて、

その絵を撮ってくれる人がいて、

準備をしてくれる人がいて、

その絵を、イメージ通りか確認する自分がいる。



このとき、既に10:50をまわっていた。

48カット中1カットの撮影が終了した。



その後、2Fをメインに撮影を行った。

2Fでの最初のカットは一曲まるごと一本撮り。


とても和やかなムードで撮影が進行し、

バンドメンバーの演奏している姿を見ると、とても幸せな気持ちになった。


・・・うまくは言えないけれど、ふかふかの布団に入っている感じ。

プロデューサーとは言っても、

撮影監督の指示の下、僕とボランティアスタッフの3人で

モノの移動や照明、2カメなどなど、実に色々な作業をてきぱきとこなした。


また、ドラムのお父様が一眼レフでオフショットを撮影して下さった。

他にも色々と撮影のお手伝いをしてくださった。ありがとうございます。



「次のカットはこの部分だから、これを先にどかしちゃおうか。」

などなど、適宜スタッフに指示を出す。


自分のポケットマネーがかかっていることに関しては、

随分と先を読んで行動できるんじゃん(笑)・・・とひそかに思った瞬間もあった。



イメージ通りの絵は、監督の手によってどんどん撮り重ねられていく。

その一方で、デモ音源と演奏シーンのズレが気になったために、

バンド側の「もう一回やらせてください!!」の声が非常に多かったことに、

皆の熱意を感じた。さすが、プロ志望。



ところが、満足いくまで撮影したいものの、スタジオを撤収する時間を決めている。

時間の兼ね合いを見て、色々判断をしなければならない。



12:30-

お昼を回ったころ、天窓から強く光が差し込み、スタジオ内は明るさを増した。

この時、僕が一番撮りたかったカットを撮り始めていた。


ベースの子が、「ここの台に乗って弾いてみたい!」とリクエスト。

絵コンテにはなかった部分だったが、彼女の意見を聞いて大正解!


メンバーの「こうしたい」に答えることができて、よかった。



ここでも一曲撮りをしていたのだが、デモ音源が小さくて、演奏がずれてしまうという問題が。

特にドラムは、全くに近いほどデモ音源が聞こえないらしかったので、

デモ音源を最大レベルまで上げて撮影をしていた。





そのとき、階段部分から、リョウと一緒に警察官の顔が見えた。





・・・頭がまっ白になった・・・。


ここで撮影が中断になってしまったら、また1からやり直しか・・・。


ダッシュで警察官のもとへ行き、ひとまず1Fで事情聴取を受ける。


その時、たまたまスタジオの管理人がいなかったため、

またしてもギリギリ救われたが(勿論管理人が戻ってきてからはきちんと伝えたものの)
原因は騒音による通報であった。


ドラムのミュート対策が甘かったことを意味していた。

20~30のスタジオ候補地を絞り、その中でも楽器の演奏可能だったスタジオはごくわずか。

金銭面やスタジオの雰囲気を総合すると、まさにこのスタジオしかなかった。


かつてこのスタジオでは、スカバンドのPV撮影が行われた際、

大音量であったにも関わらず、

特に近隣からの苦情がなかったと管理人から伺っていたため、安心しきっていたのだが・・・。



事情聴取を終え、1Fから2Fにあがった瞬間、やはりいやーな雰囲気に・・・。



ドラムには申し訳なかったが、急きょこれまで以上のドラムのミュート対策を始める。

監督がバンド経験者(しかもひと通りすべてのパートを網羅していた)だったということもあり、

このミュート対策での対応も素早かった。

真っ青な表情の僕を尻目に、監督とドラムがカメラから見えぬようタオルを貼ったり
準備をしている姿に、「マジかっけーわ。」と思った。

結局ドラムのミュート対策に30分ほどを要した。




13:30-

残りの必要なカットをどうやって撮っていくかを監督と相談しながら(とは言っても決定するのは僕)
どんどん撮影を進めていく。


2Fは徐々に蒸し暑さを増す。巨大な扇風機やエアコンではほとんど効果がない。

ぬるま湯になったスポーツドリンクもなくなった。


そんな中、近くの自販機まで冷えたジュースを差し入れするリョウ、

手際よく、ホントに現場にいそうなくらいスタッフに見えるカズ、

本当によく動いてくれた。


14:00、14:30、・・・。
徐々に絵コンテにこだわらない「最善の絵」を撮り続けていく。


15:00までには、スタジオの管理人に、延長の可否を伝える、と話していた。

バンド側には、機材レンタル、延長の連絡ができるかどうかお願いしたところ、

運よく+1時間延びても追加料金がかからない、とのことだったので、

思い切って1時間延長することにした。


これによって、最終的に時間的な余裕が生まれた。


この時、15;40までに2Fでの撮影を終わらせ、17;00までに1Fでの撮影を終え、

完全撤収します、との旨を皆に伝えた。


後半は、バンドメンバーそれぞれのソロパートを中心に一本撮り。

直射日光のあたる中、ご苦労様でした。


そんな中、ギターボーカルのリーダーに、



「いい作品が、撮れそうですか?」

と聞かれた。


「はい、大丈夫です。」と答えた。



・・・僕だけじゃなく、監督もいるから、大丈夫だ。

そう思った。



この日は、これまでに監督に会った中で、監督がすごくカッコよく見えた。

僕は、映像にせよ、音楽にせよ、演劇にせよ、

色々な経験をして、勉強したいと思った。


監督に会ったのは、昨年10月のオーディションの時。

東京駅内にてスタッフと3名で初顔合わせをして、

「駿君、訛りが強いねー」と指摘され(そんなに訛りについて言われたのは、北海道から出て来て初めてってくらい!)結局演じる側にはならなかったものの、

ボランティアスタッフという新たな領域に踏み出すきっかけになった。


「出る方よりも、作る方が向いているんじゃないかな。」

そう言ってくれた方もいたりなんかして、

まあ、色々な出会いが重なりに重なり、今に至っている。


色々な思いがめぐりながらも、ようやく2Fでの撮影が終了。

急いで2Fの後片付け並びに1Fの撮影セッティング。


このとき、16:00ちょうどを回っていた。



ボランティアスタッフのリョウが、先に所用で抜け、残りで1Fでのカットを撮り始めた。

16;45頃、楽器の運送業者が到着し、

既に撮影を終えたバンドメンバーが適宜撤収作業を始める。


そして、完全撤収10分前、どうしても撮りたかったシーンの一つ、

ドラムのソロパートを撮影。


皆が慌ただしく撮影準備を進め、彼のお父様が見守る中、無事ドラムの超かっこいい

ソロパートの撮影が完了した。


実際は10分程度完全撤収時間からはみ出てしまっていましたが、

ここでも強運なことに、このあと予約がなかったこともあり、

管理人の方に10分オーバーに関しては目をつむって下さった。



1F,2Fともに後片付けを終え、最後に管理人の元へスタジオ使用料の支払い。

大きな出費ではあったものの、無事撮りたい絵はしっかり撮って撮影を終わらせることができた。


最後に、全員集合して挨拶をしたのだが、

安堵と緊張が入り乱れ、噛みまくり(笑)


しかし、何はともあれ、バンドメンバーそれぞれにとって人生初のPV撮影、

監督にとっても人生初?のメジャーデビュー予定のバンドのPV撮影。

ボランティアスタッフにとっても、人生初のバンドのPV撮影。


僕にとっては、人生初のボランティアプロデュースを無事本当にスタートさせることができた。




一同解散してからは、ボランティアスタッフのカズと、別の打ち合わせで急きょ呼んだまーにゃんと

新宿で焼肉打ち上げ。



ビールと焼肉が最高に美味かった!!




ひとまず、無事PV撮影をスタートさせることができたが、
このあと、ホップ、ステップ、ジャンプしなければならない関門がある。

今回の撮影で経験したことを次の撮影に要領よく生かせるようにしたい。

そして、最高のPVを作って、合間でもっと勉強して、準備して、人と会って、

来年以降の自分の活動の方向性を固めていきたい。



7月21日(日曜日)



「・・・で、いつにするの?プロデューサー。」



「・・・7月21日か、7月28日あたりにしましょうか?」


5月5日、船橋駅近くで打ち合わせたときのやりとりです。



結局、この日に決めておいて本当に良かったと思いました。

6月にしていたら、僕の方が絶対潰れていました。

本当は、思い切って6月中に撮っちゃおうと思っていました。

良い意味で慎重な判断しておいてよかった。

(6月は仕事でミスって日曜出勤を命じられた日があったので、ホント、助かった・・・。)




ボランティアスタッフのカズと、電車に揺られながら、

撮影の話と世間話の両方をした。



週頭に、「生もの厳禁、食中毒に注意!」なんてメールを撮影関係者各位にメールしておきながら、

当日僕の腹は久々に大変なことになっていました。


ネカフェで一度目が覚めたときに、ソフトクリームをバカ食いしてしまいました(笑)



もう顔真っ青・・・。


東十条駅のトイレを目指し、南口へ向かえば、

「トイレは北口です」の文字。。。


北口は遠かった。








朝飯を食べるため、カズは近くにファミレスはないかどうか捜し歩いいましたが、

結局見つからず、松屋で済ます。


僕は絵コンテを確認しながら、どのカットから撮るか、

どのカットを削るかの最終調整をしました。



事前に監督からは、この時間でこれだけ多くのカットを撮るのはとても難しい。

スピード勝負になるよ、と言われておりました。

スタジオ内を実際に見学したのは唯一僕だけだったので、

どのカットから撮り始めるのが効率的か、色々と考えて順番を決めていきました。


バンドの演奏部分以外にも、俳優さんと女優さんを出演させたストーリー仕立てのシーンを

盛り込んでPVを完成させる予定ではあるものの、

多くのカットを撮っておこうかと思ったのは、単純に

念には念を、ということが大きな理由でした。




駅改札で、もう一人のボランティアスタッフのリョウと合流し、

カズとリョウの初顔合わせ。


カズと僕は3年以上の、リョウとは5年以上の付き合いになる。
ボランティアでスタッフとして手伝ってくれる人、と考えたとき、

パッと浮かんだのがこの2人でした。


自分自身も含め、一応大学では体育会系出身、ってことで、

てきぱき力仕事をしてくれそう、と期待していました。



集合予定時刻の30分前、9:00ピッタリに僕ら3人がスタジオに到着。

そうしたら、監督やバンドメンバーらがすでにスタジオ外で待機!!



ちょっとテンパった。

それぞれが初めまして。お久しぶりです。等々の挨拶を始め、

ひとまずスタジオに入ることのできる9時50分まで、

打ち合わせよりかは、はじめましての時にありがちな会話をしていました。


僕も、バンドのギターとキーボードと初顔合わせ!



なお、その時のことで印象に残っているのは、

バンドメンバーがソフトクリームを食べていたこと、

セパタクロー経験者のカズに対して、ギターボーカルのリーダーがとても関心を示していたことです。




9時30分頃に、スタジオの管理人とようやく電話が繋がり、

「何分前から入れますか?」と確認の電話をする。

※10:00~16:00で予約していた


「10分前から入れるようなので、まず楽器やアンプ等は2Fに運んじゃってください!」


と指示出し。




その間、楽器のレンタル&運送業者もスタジオに到着。

アンプやキーボード等を車から出し、いつでもスタジオ内に運べるように待機。


ドラムに関しては、ドラムのお父様が自家用車で運んで持ってきていました。




そして9:50。

管理人がスタジオの扉を開きました。




「よっしゃ、搬入開始しましょう」



6月は現在やっている本業のお仕事で色々とうまくいかず、残業が続き、

思うようにPV関係の対応が進みませんでした。


しかし、7月に入り、持ち前のギリギリラストの強運により、
製造の納期をクリアー。バタバタしたものの、徐々に早く帰宅できるようになりました。



▼7月第1週目。

一気にPV関係の裏仕事を開始。

まず、ロケハン関係。


以前現場でご一緒させて頂いた方からの紹介で、

市のフィルムコミッションの代表を務めていらっしゃる市会議員の方に助言頂き、

観光課にご相談しに行きました。


・・・正直、なんとなくわかってはいたのだけれど、

要は「必要な資料が少なすぎてこちらで紹介しかねる」とのお返事を頂きました。


バンドの所属が決まっていないことをはじめ、撮影日程も100%決められていない、

無償でのロケ地探しの無謀さ、さらにロケ地協力にエンドロールを入れて云々・・・。


ドラマや映画ならさておき、これは、バンドさんのPVなので、

エンドロールは・・・・(笑)

そんなPVって、存在するのだろうか・・・。


しかしながら、一通り、プロジェクトの内容について相談させて頂き、

もう少し方向性が固まり次第、再度ご相談させて頂くことになりました。


また、時々行っている整体・マッサージ屋の店員(いずれも地元ご出身の方)に
ロケ地を無償で貸してくれそうな知人はいないだろうか?とご相談。


偶然、この店員さんはお二人ともこの地域に多い名字の川名さんという方だったのですが、

男性の川名さんには、厳しくも厚いお言葉を頂きながら、お花屋さんを紹介して頂き、

女性の川名さんには、私有地の竹林を紹介して頂けることになりました。


市の観光課にも言われたことでしたが、結局、山やら川やらを使いたい場合は、

フィルムコミッション→河川局や法務局→土地を所有している個人等 

ホップ、ステップ、ジャンプってな具合で相談しなくてはならない場合が多いことを実感。


さーて、こいつは大変だ・・・・。


と思ってはいたのですが、直接私有地を紹介して頂けると、ホップ、ステップを

いきなり通り越して交渉できるので、とてもラッキーな展開に。



その他は、バンドからのPV音源の完成をギリギリまで待つことにして、

漠然とした絵コンテ素案のまま、撮影技術の本等を黙々と読んで下地作り。
(実際に下地ができたのかどうかはわかりませんが。)


▼7月第2週目。

この週は、PV関係と直接は関係のない部分に関しても着々と準備。

キャスト探し関係と、オーディションの紹介関係の対応を行いました。


そして、いよいよPV撮影に必要な資金調達のめどが立ち、

監督に撮影費用の前金を振込んだことで、一気に緊張感が高まって参りました。


絵コンテ素案を携えて、前金振込の翌日、監督とサンマルク@船橋で打ち合わせ。

PV関係の相談はもちろん、近況報告等の話をし、撮影に向けての最終調整に入りました。





そんな中、息抜きになったのは、打ち合わせ後に

以前サントリーのCMでご一緒した俳優の池田洋介さんの舞台を観に行ったこと!

楠本柊生帝国元帥 第14帝國 「元帥と七人の侍」

これは、久々に腹抱えて笑ったのと同時に、

自分の好みの舞台がまさにこういったスタイルのものであると強く認識しました。

またこの舞台を観に行きたいと思いました。


さらに、公演終了後は、池田さんと立ち話をし、今度お酒をご一緒することになりました。



▼7月第3週目。

絵コンテの案を監督にメールで送るために、

絵コンテをエクセルで修正しなおすことにしました。

って言っても、僕のフリーハンドの絵コンテでは、自分ですらはっきりイメージできなく

なってしまうからで・・・(こりゃあ人に伝わらないぞww)


先月見学したスタジオで撮った写真やホームページにあった写真を張り付けて、

その写真の上に、ネットで拾った人や楽器のシルエットをはっつけるといった方法。


こちらの方が上書き編集が楽だしイメージもしやすく、メールでも送りやすい!

・・・と思って・・・。



実は、この時点でまだバンド側のボーカル入りの音源が届いておりませんでした。

もちろん、既にメロディーや歌詞は頭に入っておりましたが。


結局、レコーディング現場にお邪魔することはできませんでしたが、

彼らのツイッターを見る限りだと、レコーディングは相当大変だったようでした。
夜通しからの朝通しのレコーディングになった日もあったそうです。


しかも、バンドのリーダーの方も普段は会社員ですので、

現在は土日祝日しか活動ができないようでした。


色々ありましたが、撮影の3日前にようやく編集前のデモではあるものの、

ボーカル入りの音源が届き、これをもとに一気に絵コンテの修正に取り掛かりました。


・・・と同時に、監督からはLINEで、「c○○の部分って、▼▼なの?」など、

たくさんの指摘事項や要修正事項を頂き、

前々日~前日は、LINEとエクセルの板挟みになりました(笑)



そして、撮影前日の7月20日の朝、

ようやく最終版の絵コンテが完成し、監督にエクセルデータをメール。

その後、絵コンテを印刷しようとしたら、1部印刷しただけでカラー、モノクロともにインク切れ(笑)

ついてなさすぎ。

この絵コンテ一部等を持って、前日都内入り。


まずは池袋でバンドリーダーと最終調整。

普段からLINE等で打ち合わせや相談はしていたのですが、

お互いのスケジュール上の問題から、結局お昼に池袋駅前で10分立ち話しながらのみ。

メールでも一応は伝えた当日の流れ等を確認。

やっぱり、メールや電話では伝わらないニュアンスってありますからね。

10分でも、リーダーに直接お会いできて、本当に良かった。


絵コンテをバンドリーダーにお渡しし、

良いものができるように頑張りましょう。明日は宜しくお願いします!

と解散。



ここで、一気に変な脂汗が出たのを覚えております。


夢の一つが叶うのと同時に、大金をかけていることに対する緊張感。



その後は、久しぶりに仕事が休みの土曜日でしたので、

他の用事を一気に済ませるためにハードなスケジュールとなりました。


-11:00        木更津

-13:20~13:30 池袋

-14:50~18:30 横浜

-19:30~21:30 新宿

-22:30~24:30 六本木


てな感じで。

撮影前日は、とても濃い1日となりました。

会っておきたい人に会うために組んだスケジュールでした。


横浜では、知人の所属する劇団への用事、

六本木では、撮影関係やイベント関係の相談でバーに行き、

店員の方と色々お話をさせていただきました。


ここで、翌日の撮影にボランティアスタッフとして参加してくれる、カズと合流し、

明日の撮影に関してネカフェで打ち合わせて、そのまま休み、明日に備えました。
















6月の進捗



■6月1週目(6/3~6/9)


平日:基本的に仕事帰りにロケハン関係の検索&メール&脚本の微修正等々。

土曜日:全部仕事で潰れる。

日曜日:音楽関係者が多く集ったイベントに誘って頂き、
     飲み→カラオケ→連絡先交換@六本木


こうして、スタジオやロケ地関連の情報収集をさせていただきました。

ここで知り合った方の中にはバンド関係やPV制作関係やWebデザイン関係、歌手関係、

イベント企画関係の方がいらっしゃって、

とても貴重なお話を伺うことができました。


久しぶりに、すごく楽しいカラオケだったー!!


その夜、明日の仕事の発表会準備。



■6月2週目(6/10~6/16)


平日:先週と引き続きロケハン関係の対応。

    先週知り合ったたくさんの方々に、演奏シーンに使うスタジオに関してご相談。

    思っていたよりも色々と決まりそうなことが決まらず、ちょいとビビり始める。

   但し、ここで自分での下調べも併せ、いくつかのスタジオ候補が固まる。

   ここで、マジかよって思ったのが、最有力候補の1つがこんなタイミングで

   スタジオ改修のお知らせ(笑)

   →イメージと遠ざかる・・・。


土曜日:全部仕事(笑)

日曜日:主要キャストがミス・ユニバースジャパンのOGで結成されたスポタニ❤

     の公演(脚本, 演出は東京マハロの矢島さん)を観に行く。


     昨年、相当楽しみにしていた矢島さんの手掛けた「引き出しの中のラブレター」

     がアクシデントで観に行けなかったので(アクアラインの大渋滞)、

     今回はどうしても観てみたかったのが叶って、とても良かったです。

     場所は、キンケロシアター@中目黒だったんですが、

     よーく考えたらここは僕が昔、劇団EASTONESの舞台を初めて観に行った場所!

     ここから僕の観劇の趣味が本格化したんだったー。
     懐かしい。

     殺陣教室にも何回か行きました。

    
     さて、舞台の内容はとても重いテーマで、ドスっとしたエンディングでした。



     そのあと、フィルムフェチの上映会@新橋に行き、
     最後に大学の後輩と飲み@新宿。

     そんな感じ。


     この日、他に印象に残ったことは、僕がボラエキに深く関わることになった

     きっかけのベテランボラエキさんと色々お話やご指摘を受けたこと。


     色々と参考にさせて頂こうと思いました。





■6月3週目(6/17~6/23)


平日:そろそろ、スタジオ撮影(クランクイン:7/21, 日曜日)に迫ってきて、

    ここだ!と決めたスタジオに見学の予約を入れることに。

    あとは、時間のある限り、撮影関係の本に目を通す(本だけじゃ、身に付かないだろうけど・・・。)

   そして、一気に本業の仕事が危険水域に達してくる。


土曜日:この日もフル出勤。

     だんだん仕事の能率も落ちてくる。

     

日曜日:日曜日も家での仕事が多くなってくる。

     さっさと片付けて、それからこっちの作業。

     その後、以前SUNTORYのALL FREEのCM撮影現場で知り合った池田洋介さんの

     舞台を観に行きました@池袋グリーンシアター


     非常に申し訳ないことに、またしてもアクアラインの渋滞&あと一駅ってときの電車遅延で

     到着が開演に間に合わず、初めての途中観覧。

     いつも、自分がそれをやられたら気になってしまうことをやってしまい、

     とても気まずかった。

     舞台見に行くときは、もっと時間に余裕持たなきゃダメだなーっと反省。


     公演終了後、池田洋介さんと少々立ち話。

     もっと色々お話を伺いたかったー。

     時間が合えば、また池田さんの舞台を観に行きたいと思いました。


     その後、すぐにスタジオ見学@東十条

     いろんな意味で、スタジオのイメージがHPと違うなあーとは思いつつも、

     幸いにも楽器演奏OK(但し、ドラムはミュート対策を行うこと)だったので、

     ここでキープ。

     スタジオの立地は完全に住宅街の一角だったので不安でしたが、

     以前、スカバンドのPV撮影もあったということだったので、

     大丈夫だろうとの判断で、結局正式にスタジオ決定!!!!




     ちょうどそのころ、バンドメンバーらがレコーディングやアーティスト写真の撮影に

     追われていた様子。

     レコーディングが夜→朝→昼と、十数時間に及んだものの、結局レコーディングが

     終わらなかった模様。

     結局、レコーディングが完了するのが7月上旬になるとのことでした。

     お疲れ様です。




■6月4週目(6/24~7/1:昨日)


この週は、というか昨日まで、結局日曜出勤も併せて残業時間が50時間と激ハードモードに突入。

必要な「モノ」が規格に合わない作れない・・・。


最終的には、課長の知恵に大きく助けられ、

昨日の超ギリギリでどうにか目的物質が完成、出荷。


この一週間が、正直人生で最もキツい一週間のベスト5に入りました(笑)




6月に関しては、完全に仕事ベースで動いてはいたものの、

もっと要領のいい方法はたくさんあったな、と反省。


結局ロケハン関係は、スタジオ演奏シーン以外、正式決定項目0という悲惨な状況

(候補はあるものの・・・。)


しかしながら、いずれにせよ、仕事やこっちのことも含めて、

一度やってしまった数々の反省をもとに改善せんといけないなと痛感。



今回、特に感じたのは、僕は「人に頼ることが下手」ということ。





「宇宙兄弟」の最新刊(21巻)を読んで、

特にぐっとくるページがあった。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「お前の役に立つ脳みそは1個だけじゃねえだろ」

「使える脳みそは--------------全部使っとけ」

「周りにいくらでもあんだろ」







なんとなくわかっていたつもりだったけど、

いわゆる「コミュニケーション能力」が大事な理由の一つがわかった気がした。



皆、何かを同時並行でやっているから、やらざるを得ないから、

人に頼って頼られて、モノを作っていくんですよね。


今月は、本業の仕事でそのことを痛感しました。





そんな中、バンドからようやくアーティスト写真が届きました。

まだ全員とはお会いしたわけではなかったですが、

写真の雰囲気がとても柔らかくて好印象を受けました。


バンドはギターボーカル, ギター, ベース, ドラム, キーボードの5人組で、

ギターボーカル以外の殆どが、実は高校生です!


曲は、小惑星をテーマにした綺麗めのロック。



早く完成版が聴きたくなってきた!!

-130601まで

今週は、怒涛のロケ地&スタジオ検索で、

仕事終わりにはずっとパソコン上の作業が続きました。


メールを通じて各フィルムコミッションやスタジオの方にジャブ入れ、

また、茨城県南方面の映画監督さんや、

木更津キャッツアイでスタッフをされていた方、

友人知人、などなど数十人に相談を持ちかけた結果・・・

逆境からの希望の光が見えてきました。

-Every cloud has a silver lining-

(大好きな英語の諺です)




さて、PVは現段階では、

①バンドの演奏シーン

②俳優さんのシーン(ボロアパート→雑木林→白い壁のあるところ)
③女優さんのシーン(ステンドグラスの綺麗な建物→花屋→夕日の綺麗な場所)

④俳優+女優さんのシーン(バー→屋内通路でクランクアップ)
を考えていまして、

目標4日のロケで撮影完了できるように下準備、調整を開始しています。


まあ、これだけじゃストーリーなんてわかんないから言っても大丈夫か。




①については日程をすでに決めてはいるものの、

なかなか理想的なスタジオで楽器演奏OKの場所が見つからず。

そのため、この間知り合ったイベント企画会社の方の紹介で、

手頃な価格で使えそうな場所を探していただいています。


あとは、僕とバンド間でスタジオを探しています。



②以降については、監督さんが別件のとあるロケで怒涛の40日連続仕事

ということで、それが終わるまで撮影が開始できないため、

この40日間の間にロケ地・日程をすべて決定してしまおうという作戦です!


どうせ梅雨のシーズンだし、そういう意味ではちょうどいい!!


②については、現在僕が住んでいる千葉県木更津方面、

もしくは以前僕が住んでいた茨城県南部でロケハンを開始しています。


ボロアパートと白い壁のあるところは、もうオレん家の中でもいいかなって

考え、3部屋あるうちの和室をイメージに合うよう改造することにしました。

でも、欲を言うなら、ボロい和室を貸して下さる方を探したいのが現状です。


雑木林については、以前、自主製作映画で刑事役をやらせて頂いた際に使った現場を

茨城県南部にお住いの監督さんに紹介して頂き、

そこを候補の一つとさせていただくことにしました。

あとは、木更津-君津周辺の雑木林を使いたくて、

それぞれのフィルムコミッションへ相談を持ちかけています。



特にきみつフィルムコミッションでは興味深いキャッチコピーが!



千葉県君津市は都心からのアクセスも良く、豊富な自然があり、晴天率日本一にもなったことがある温暖な気候!映画・TVの撮影には最適な「日本のカリフォルニア」!!


そんな日本のカリフォルニアでは、

大河ドラマの「八重の桜」でもロケ地に使われたくらい!
ここ、一回見学してみたいなー!!



③については、茨城県北部、埼玉県南部、都内をロケ地候補として探しています。

ステンドグラスの綺麗な建物として、スタジオや教会を探していたのですが、

まあーレンタル料が高い高い!!

特に大きな都市部のちゃんとした教会は、とても素敵だけれど、

その分いいお値段。


ある日、ふといいことを思いついた僕。

そういや、カトリック系の学校や幼稚園なら、ステンドグラスがあるじゃん!!

よーく考えたら、幼稚園と中学と高校はカトリック系でした。


でもその場所が北海道の函館なんだよなー(遠すぎる・・・)

幼稚園なら、祝日ロケでも幼稚園児がいないだろうし、

いい場所が見つかるんじゃなかろうかって思って、

絶賛散策中です。


お花屋さんについては、知り合いが茨城県水戸市の花屋で働いていたのですが、

ジャブ入れに失敗。

他の場所も立て続けに失敗し、

FRAME OUTのスタッフやキャストに相談した結果、

ちょっと有用な情報を頂いています。


④については、使いたいバーはすでにいくつか候補があり、

あとはこちらで交渉に入るという感じなのですが、

時期的に最後に撮る予定です。

バーや屋内通路では、僕の活動の原点となったボラエキの方をたくさん集めて、

通行人をやって戴きたいなと思っています。

そしてそこでクランクアップ!!


それが理想です。


130602(SUN)


前日は、飲み友達と合コンをして、

そこで久々にとある経歴の持ち主と再会。

今は普通のサラリーマンですが、

かつては映画製作の専門学校に通っていた映画マニアで、

20世紀少年でボランティアスタッフをやっていたという方。


彼にロケ地に詳しい方を紹介して頂けることになりました。


その後、友達の家に泊めてもらい(最近毎週誰かん家に泊まってますが・笑)

今日は激団リジョロの舞台を観に行きました。


今回出演依頼している高尾くんもその舞台に出ているのです。


以前、彼の演技を映画で観ましたが、今度は生の舞台。

前々からすごく楽しみにしており、ようやくの公演!


舞台美術がものすごく凝っていて感動!

細部がすごくリアリティーがあり、圧巻!

さらに、さすが「激団」というネーミングなだけあって、

演技一つ一つが大きく大胆で、激しい!!勿論迫力あり!
高尾くんも、この間の映画とはまた一味違う迫力で演技してくれており、

とてもドキドキしてしまいました。


そして、この舞台、演出上とても土ぼこりが舞っていたので、

公演終了後鏡を見ると、鼻の下が真っ黒!!

・・・少なくとも僕の中では唯一無二の迫力ある舞台でした!!

たぶんファンになる方も多いはずです。


ここで嬉しかったのは、バンドの方も舞台に観に行ってくれたことです。

なんて言えばいいのか分からないけど、でもなんか嬉しかった。


最後に高尾くんとちょっと喋って、激団のTシャツを買って、

そのまま戸田公園駅へ直行。





戸田公園は、僕にとって思い出の場所です。

大学生の時ボート部だったので、合宿や大会等でよく泊まっていました。


今日、ここに来たのはロケハンと、ボートのコーチをしている先輩に会うためです。



PVの中で、どうしても夕暮れの河川敷や土手を使いたかったのです。

その候補の一つが、ここ、戸田ボートコース裏手の河川敷だったのです。


ボートコースや土手を歩きながら、沈みゆく太陽を待ち、

100枚ほど写真を撮ってきました。

夕方になると、ボート部員やランナー、犬の散歩をしている人が

たまーに歩いている程度。


荒川やボートコースを眺めると、水面に浮かぶボート。





この場所は、僕の喜怒哀楽がたくさん詰まっているのです。




初めての戸田の大会で、僕のせいでクルーが負けたとき。

ドラマ「レガッタ」で速水もこみちさんを見て、初めて観た俳優に心躍ったとき。

全日本大学選手権大会で、決勝レースに出た先輩の姿を見たとき。

美女木周辺で迷子になったとき(当時19歳ww)。

全日本選手権大会でレース中いろんなものをぶちまけたとき。

勝てなくて悔しくて土手に逃げて一人夕日を見てたそがれたとき。


そんな思いが詰まっている場所で撮影ができるのならば、

きっとこのプロデュース、もっと頑張れる。そう思ったのです。


しかしまあ、この場所を押さえるには、地域のフィルムコミッションを通さなくては

ならないので、交渉の為に何度も足を運ぶことになるでしょう。


あー。戸田でボートもう4年も漕いでないや。

最後に漕いだのが、2009年の全日本軽量級選手権。

あんときはもういろんな意味で死んでたけど。

4年経過して、今は別のところで蘇っているから、結果オーライ。



夕日のオレンジに染まった、そんな土手を見ながらぶらぶらと時間を過ごし、

思い出にふけり、


会う約束をしていた先輩と合流。



彼は、俳優でもアーティストでもなく、ボート部時代に一番関わった先輩。

現在は、ボートのコーチをしており、

部活を去ってからも、ちょくちょくお会いしては色んな情報交換をしています。


今回も、たくさん話をしましたが、

一個だけ相談したかったことを聞きました。




「ボート経験者の俳優もしくは劇団員をご存じないですか?」



これは本件とはまた違う、何年も先に繋がるかもしれない相談だったのですが。





さて、今日はとても大好きなオレンジが撮れました(写真有)。


今週も、がんばるぞ。

活動日誌-この日収穫したベストオレンジ

活動日誌-このオレンジも好き

活動日誌-土手

130526(SUN)

今日は、以前友人の紹介で知り合ったキャスティング会社の方が主催する
ホームパーティーに顔を出してきました。

3年くらい一緒につるんでる腐れ縁の仲間を連れて。


以前ここのホームパーティーに参加した際、女優さんやモデルさん、テレビ局のプロデューサーさん
をはじめ、様々な方とお話しでき、とても有意義な時間を過ごすことができました。


今回の目的は、ずばり情報収集活動。


監督に紹介してもらったマスコミ対策ハウツー本をひととおり移動中に読破したものの、
直接プロデューサー的な職に携わっている方がいらしたら、
相談できたらいいな、って思っていたのです。

前日が会社の飲み会で3次会までおりましたが、
今日も昼から夜までチビチビとお酒を飲みながら、
様々な業種の方と交流を深めました。



そこでも、また感動の偶然が!
主催者の方のご紹介で、僕と同い年くらいのとある女優さんとお話したのですが、
実はなんと、偶然にも一番最近出たドラマの作品が全く同じという!!


僕は「ラストシンデレラ」の5話に、彼女は6話に出演していたのでした!!
なんでか知りませんが、僕は偶然話しかけた方が、
実は何かでつながりがあったというパターンが非常に多いのです。

今回のプロジェクトに関しても、ほぼ全員がそういう「偶然」に関わっているのです。

他にも、イベント会社の取締役の方や、アーティストの村中じゅんさんとお話、情報交換することができ、
非常に有意義な時間を過ごすことができました。


そして、以前お話したテレビ局のプロデューサーさんもいらしていたので、
色々な話をさせていただきました。

実は、このプロデューサーさんとも微かに面白いつながり?がありまして・・・。


そもそも・・・


1.劇団ひとりが好きな女性と知り合う。

2.僕も劇団ひとりが好きなので、舞台「テレビのなみだ」を一緒に観に行こうと誘う。
3.一緒に観に行く。

4.観劇後、女性の紹介で一緒にホームパーティーに行く。

5.その帰り、偶然込み合うエレベーター内で「劇団ひとり」というワードを耳にした僕はとっさに、

  今日、「テレビのなみだ」を観に行きましたよ!と男性に声をかける

6.声をかけた男性、実は「テレビのなみだ」に関わっていたプロデューサー
  で、しかもこの舞台を手掛けた放送作家の鈴木おさむさんともお知り合い。



ってな偶然。


その方に、現在僕が進めようとしているプロデュース業に関して、
実体験を含めた様々なアドバイスを頂きました。

キャスティングの常識について、とか。
マネージャーとの交渉方法とか。
準備期間とか、その他もろもろ。




ただ、そのあとに、とても厳しいお言葉を頂きました。



①君は、将来的に「出たい人なの?」「作りたい人なの?」中途半端だとそこでまず
 プロデューサーとして信用度が落ちるよ。


②意思決定が遅いよ。

 この業界にいる人は、キミくらいの年代ではもう10年くらいのキャリアがあるんだ。
 しかも普段は全然関係のない仕事をしていて休日しか活動ができないようでは、
 プロデューサーとして信用度が落ちるよ。


 キャリアや実績、中身がうすい人は、交渉時にそれなりのハンディキャップを背負うってことです。

 10年前は理系にしようか文系にしようか迷っていて、

  5年前はボート競技に夢中で。
 実際、業界に興味があったとは言えど、

きちんと誠実に向き合って動かなかった僕のハンディーキャップ。




酔いが回ってきていたので、具体的にどういうお言葉であったのかはうろ覚えなのですが、
業界人という視点で、ありがたきアドバイスを頂きました。


そろそろ、色々と”断捨離”していかなくてはなあ・・・。と思いました。
そのあと、ちょいとブルーモードに入り、ウーロン茶を片手に街並みを眺めていたのですが、
とても魅力的なお人柄の村中じゅんさんに明るく励まして頂き、
復活しました。


そんなわけで、今日の収穫としては、


・プロデュースの仕方について、業界関係者から直接伺うことができたこと
・PVの撮影用スタジオを安価で紹介してくださる

 イベント会社の取締役の方とお知り合いになれたこと
・とても素敵なアーティストたちとお知り合いになれたこと

・今後の「方向性」をがっちり固めなくてはならないこと


でもまあなんやかんや言っても、今年はこのプロジェクトが無事に進められりゃあいい。
Win-Winで、皆が次のステージに行けたら最高の幸せだ。



帰りのバスの中で、今回のPVのデモ音源を聴きながら、
そう思いました。



この曲の「完成形」はまだできていないようですが、
既に僕の心を満たしてくれる素敵な曲です。

そんなこの曲が広まったらいいな。







130519(Sun)


渋谷で監督らの打ち上げに参加した後、

就活時代に仲良くなった友達宅に一泊。


その翌日、まっすぐ東京ビッグサイトに向かいました。


東京ビッグサイトでは、「デザインフェスタ」という催しが行われていたためです。


もともと、以前デジタルハリウッド大学の作品にボランティアエキストラでゾンビ役をやりにいったとき、

そこのスタッフさんから「デザフェス」について教えていただきました。


それがきっかけとなり、半年前に初めてデザフェスに足を運び、数多くのアートに触れ、とても楽しむことが出来ました。


今回は、僕の補助をしてくださる方と会い、各種協力を依頼しつつ、

デザフェスを楽しみながらもPV中の美術の参考になりそうなものはないか探すことが目的でした。



その結果、PVの脳内イメージに合致する写真や絵のポストカードを購入したり、
興味ある作品を作っていらっしゃったアーティストの方と連絡先を交換したり。

とても価値ある散策となりました。




その後、鎌ケ谷にある監督宅へ向かい、近日公開予定の「あおい」の声撮りの補助をしに行きました。




スタッフとは言っても、その日したことといえば、

スタジオで壊れかけのスタンドを手で持って押さえて、

マイクが小刻みに揺れる様子を見た出演者「碧射」役の緒方さんを笑わせてしまったり、

緒方さんにとある秘密のご相談を持ちかけたり、

監督にはなんか写真撮って貰っちゃったり、

あげくには監督お手製の酸辣湯をごちそうになったり。


はたしてスタッフっぽいことしてたかな(笑)ってな感じで終わってしまいましたが。



ただ、この日もとても貴重な展開を実現させることができました。



今回のPVの件にて、簡単に言うと、緒方さんの同級生の同僚が、
今回オファーしようとお願いしている女性キャストだったのです!


世の中が狭いことによる「必然」であるのか、

それとも単なる「偶然」が重なったものであるのか??

それはわかりませんが、今回のプロジェクト、偶然が多すぎます。


あと、監督とご相談の上、僕も名義上「FRAME OUT」の組織の一人として

動かせて頂く方向となる可能性がでてきました。




さあて、どんどん物事が決まっていく・・・!
がんばるぞー!!