「パーフェクトライフ」 | イナバイズムのススメ

イナバイズムのススメ

B'z・稲葉浩志の詩(詞)の世界にふれて勝手に何かを学んじゃおう!

B'z 16th アルバム ACTION に収録されています。

作者曰く、本詞は「目指して頑張っている過程。それこそがパーフェクト。」という趣旨で制作されたそうです。

それが全面に表れているのがこのフレーズ。

完璧に見える人も みな見えないところで 青筋たてて 苦しんでる 何かに向かい 手をのばし もがいている その姿 それこそが パーフェクトなライフ

そのままですねww

しかしこれ、とても大切なことを教えてくれているんですよね。

たしか昔同じようなこと書いたかな?

例えば、世間的に上の地位にいる人が何も努力していないかといえばそれは違って、上にいけばいくほどむしろ一層の努力が求められます。

《山に登ると上にいくほど気圧も風圧も強くなるじゃないですか?これって人間社会にも言えることなんじゃないかと…》

これは世間からの圧がかなり強めの某有名俳優さん(俳優かな?)の言葉ですが、聞いてハッとさせられました。

いい言葉だ。

楽して手に入る地位や名誉や栄光なんかあるわけないんです。

もしそんなものがあるとしたらそれは虚構。

誰かに祭り上げられた見せかけの地位や名誉です。

しかし皆から尊敬されたり憧れられるような立場の人は、その立場が理由で簡単に弱味を見せられなくなります。

上にいる人は一見すると強い人に見えるかもしれませんが、元々強いのではなく強くなくてはいけないのです。

傍に弱者を置いておく余裕がないだけなんですよね。

最近増殖している弱者根性丸出しの輩には一生理解出来ないでしょう。

思うに最近の日本人には弱者根性が染み付いてしまったのでしょうか?

"自分は弱者なんだぞ‼︎" とあたり構わず他人に害を撒き散らす。

弱者を名乗る狂者。

そんな輩が例えばただ有名人というだけでむやみに一方的に叩きまくる。

その人がなぜその地位に居られるのか理由なんて考えもしない。

そういう輩はまず、その人がどんなに辛くても強がって、いかに見えない努力を続けているかを知る必要があります。

努力しなければ自ずと消えてゆくだけなのに…

例外的に努力していない人、例えば一部の政治家とか?もいたりしますけど(怒)

しまった、アツくなって話が脱線しました(汗)

このフレーズはあくまで主人公「僕」の理想像であって現実とはいささかかけ離れているようです。

主人公自身が分析した現実の「僕」は以下の通り。

敵は作りたくはないからね 誰かを責めてもその最後には 自分も おとしめ お茶にごす つじつまの合わないこのライフスタイル つっこまれるのもちょい避けたい事態 ゆえにはっきり 意見も述べられない

浮世のスピードについてけないので 一夜漬けで 知ったかぶりしてます ちっちゃなウソで かためた城
何くわぬ顔で ふるえながら つま先立ちしてる

このフレーズから想像できる主人公の人物像はプライド高め、でも度胸はない八方美人…こんなところでしょうか。

こんな風に書き出すと主人公はなかなかのヘタレのように感じますが本当にそうでしょうか?

みんなこんなもんじゃないですか?

どんなに立派な人にだって私たちに見せないたまけで弱い部分は必ずあります。

"自分の弱さを知っている人が本当に強い人" という言葉もあります。

作者が主人公をちょっと頼りなく描いたのは、より身近でリアルに「目指して頑張っている過程」を伝えたかったのではないかと思います。

私自身、実際こんなもんなのでブスブス刺さりますもの(泣)

そんな主人公の涙ぐましい努力は以下のフレーズに描かれています。

Go onこれがMY WAY 見切り発車も 今さら止まれん パラドックス 抱いたまんま 力尽きるまで

涙ながらに 戦いつづける コンプレックス 燃えあがらせ 武器に変えるまで

他人(ヒト)の評価が 気になりながらも 嘲笑 ふきとばして 虹のかなたへ

強がっていても「他人(ヒト)の評価が気になりながら」なんて親近感が湧きませんか?

みんなこんなもん。

しかしたとえ「見切り発車」でも「コンプレックス」の塊でも不器用でも何でも、努力しようとしている主人公を私は強い人だと思います。

特に「嘲笑ふきとばして」なんて本当にヘタレなら出来ることではありませんから。

また「僕」が努力しようと思った理由も個人的に好感を持てます。

つよがりばかりだとしても 君を想う心情に無理はない

実力不足と言われようと 君のことだけは守りたい

努力の原動力は「君」の存在のようですが、「僕」にとってずいぶん高嶺の花のようですね。

相変わらず高嶺の花がお好きなようでww

人によっては不純な動機だと思われるかもしれません。

しかし大好きな「君」と一緒に居たい一心で努力しようとする主人公の気持ちが私には痛いほどよくわかります。

何より、たとえそれがどんな理由であれ、頑張っている姿は美しいに決まっている‼︎

出来もしないクールを気取るのはガキのすること。

「君」のために不器用でも成長したいと願う「僕」の姿を私は素敵だと思いますけどね☆