二人の関係がいよいよ【解決:問題を処理するために道筋をつけること】を迎えます。
『季節はくりかえし 新しい冬がまた来る』
インスト「SCENE4:SEASON」が時間の経過を。
そしてSCENE3から1年以上の月日が経過したことを意味しています。
内容は追憶と「君」への想い。
そんな「追憶のかけら」は各所に散りばめられ二人の思い出の足跡を辿ります。
『少しだけ懐かしい 夢を見た 僕が走る夢を』
『人気のない交差点をならんで歩く二人』
『あの日の砂の上で踊ろう』
「君」への想いも随所に見受けられます。
『戻ることのない流れの中で 心燃やした人だから』
『恋じゃなくなることは 人を裏切ることになるのか 愛を貫くことの結果は ひとつだけなのか』
『同じ涙を流しあえる かけがえのない人よ どうか強く手をとりあおう つらい時は泣けばいい』
どれほど大切な相手なのか悲痛なほど伝わってきます。
ここまでで二人は少なくとも恋人以上の関係だと考えて差し支えないでしょう。
『窓に落ちる雪の粒』と『うっすらと白く 世界を包んでいる』は共に雪の描写です。
故に同義語と考えます。
よって「雪の粒」=「追憶のかけら」を意味することになります。
そしてそれは『はかなく溶けてなくなり』ます。
抽象的な比喩ですが現在の二人の関係を暗示しているようです。
『二人のことに蓋をして生きるとか 激しく憎みあって忘れるとか 僕らの行き先がどこかに あるはずだ』
個人的にこのフレーズこそ解決を示していると考えます。
その前に「蓋」という言葉に注目です。
この場合都合の悪いことを隠す比喩として使用されています。
ということは二人のこと=恋人以上の関係に蓋をするのだから結果として現在その関係は終わってしまっていると考えるのが妥当でしょう。
そして今の二人の関係は上記のフレーズ以外の(恐らく無)関係だということです。
よって「僕」は今までと違う新しい関係を「君」に望んでいると考えることが出来ます。
そして物語は最終局面を迎えます。
ここまで新しい関係を望む「僕」が描かれてきました。
『君は目覚め出かけてゆく 変わらない 街のひとごみの中に』
最後に普段と変わらない「君」が描写されています。
今後の展望への想像が膨らみますが是か非かは不明です。
『どうしても君を失いたくない』
叶ったのでしょうか…