どうも

また久々のエントリーとなってしまいましたが

元気にやっています。

転職活動中に思いついた雑感について記録。

よくコンサルの面接で論理的思考力を試すためという目的から

ケース面接というものが実施されます。

与えられた問いに対して、仮説を置いて

論理的に結論を導き出すというもので、

問題の形式は、データを与えられてその会社が取るべき選択肢を考え出すものであったり、

ある会社の売上を上げるにはどうしたらいいか?ということを場合わけして考えるものであったり、

ある会社が他の会社を買収する際、どの会社が望ましいかということを考えるものであったり、

さまざまです。

たとえばフェルミ推定といわれる形式の問題では、

日本に存在するゴキブリの数を推定したり、

日本にあるドラッグストアの数を推定したりします。

正直言って僕はこのケース面接ほどナンセンスなものはないなというようにいつも考えています笑

っていうのも論理的思考力を見るとかうんぬん言っているけれども、

結局のところこんなもんただのなぞなぞみたいなものです。

たとえばゴキブリの数とかそういうのであれば

日本の面積とかから切り口にして、ゴキブリの生息する地域、

面積あたりのゴキブリの数を推定して掛け算して求めていったりするんだろうけど

こういうのって小学生時代になぞなぞ感覚でやってたりしたすんじゃないかといつも思っています。

他にも僕は毎朝通勤電車の中の15分ほどで日経の気になったニュースについて

「カクヤスが事業を多角化するならどういったビジネスがいいか?」

とか

「結婚需要が縮小する中でどういったビジネスも出るなら勝ち残れるか?」

とかいうことをなぞなぞ形式で妻と一緒に話しながら会社にいきます。

だからこんなもの、なんだか論理的思考とか知的だとか格式ばったものじゃなくて、

単なる遊び感覚のなぞなぞなんじゃないかと笑

たとえば村上春樹のノルウェイの森の中でこんなシーンがあります

ポルノ映画を見に行った際の緑のせりふで

「それでそういうシーンがくると、ここにいる人たちのあれがみんなピンと立っちゃうわけでしょ?三十本か四十本、一斉にピンと?そういうのって考えるとちょっと不思議な気しない?」

というものがあります。

これとかまさにフェルミ推定じゃないかと笑

たとえば問いを立てれば

「ポルノ映画の「そういうシーン」に入ったときに同時に勃起する人数を推定しなさい」

ってなるわけです笑

つまり緑は、「非常に論理的な思考プロセス」を、「究極的にくだらない会話」の中で発揮しているわけです笑

こういったシーンはノルウェイの森の中に結構あって

たとえば今度も緑のせりふだけれども、

緑の卒業した女子高から出る煙(生理ナプキンを焼却する際に出ている)を見ていうせりふ

「うちの学校は中学・高校あわせると千人近く女の子がいるでしょ。まあまだ始まってない子もいるから九百人として、そのうちの五分の一が整理中として、だいたい百八十人よね。で、一日に百八十人ぶんの生理ナプキンが汚物入れに捨てられるわけよね」

というのはまさにフェルミ推定じゃないかと

ここでも遺憾なく論理的思考力を発揮しているわけです笑

おそらく、こういった究極的にくだらない会話の中で

こういった話とかって少なからずみんなしたことがあるんじゃないかと思っていて、

つまりたいした話じゃないんじゃないかと感じています。

ただ今後はこういった「思考プロセス」を売り物にしていく会社に入るわけですから

自己否定的になってしまいますね笑

要はものごと大抵はたいしたこと無いってことです笑