リリは「右心房発生の血管肉腫」で亡くなりました。
血管肉腫は転移率がとても高く、手術をしても１年後の生存率はとても低いです。
リリには夜寝る前に必ず全身マッサージやブラッシングがてら触って、
「リリ、変なものできてない？」
「ララの分も長生きしてね」
「だいすきよ」
って、話しかけながら毎日必ずチェックしていました。
もう年齢的にも（１４歳）フィラリア検査のときに「わんドック（人間ドックの犬バージョン）」してもらおうって思ってました。
「来週にでも行こうかな」と思ってた所にリリは倒れました。
あれだけ毎日チェックしてたのに、なんで？
なんでよりによって心臓の中？
肋骨に阻まれたらどうチェックしてても素人にはわからないよ
エコーかけないと獣医さんでもわからないのに
緊急で行った獣医さんはリリの病気を見つけれませんでした。
翌日行った主治医の先生が見つけてくださいました。
主治医の先生がＩＣＵで必死に助けてくださっていたので、
院長先生が説明してくださったんですが・・・。
「場所が場所なので飼い主さんが気付かなかったのは仕方ないよ」
「多分３ヶ月くらい前に腫瘍が出来初めていたと思う」
「手術は出来ない」
そう言われました。
でもね、結局全ては飼い主のせいなんだよね。
私がもっと早くわんドックに連れていっていたら、まだまだ生きてくれてたのかもしれない。
でも調べれば調べるほど血管肉腫の怖さを知る。
場所が場所だから手術ではなく、抗がん剤治療になる。
治療で苦しい思いをさせてまで繋いでいたほうがいいのか、
人間なら自分で「延命治療」するかどうかの選択が出来るけれど。
私の母親も癌だったので治療がどれだけのものか、
そうしても助からないときは助からない。そんなこと嫌って言うほどわかってる。
最期の最期に先生から安楽死を含んだ提案されたときにやっぱり自分は安楽死の選択は出来ないと思った。
人間は自分で死を選ぶことが出来るけれど、動物は自分の授かった命を一生懸命生きているから。
「生きる」って酸素チューブを外そうと頑張ってるリリに安楽死は選択出来なかった。
たとえ、それが「人間のエゴ」であっても。
血管肉腫に関しては原因がわからないことがほとんだそうです。
紫外線の説もあるにはあるようですが・・・
そして「遺伝」の説があります。
なんでかっていうと、特定の犬種に多いから。
シェパードやゴールデンに特に多いようです。
なんでマルチーズのリリに出来るのよ・・・ってパソコンの画面を呪いながら・・・苦笑
ララも突然具合が悪くなってその日の内に空に昇ってしまいました。
そして１年後にリリが血管肉腫で空に昇って・・・
もしかしたら遺伝・・・？ララも血管肉腫だったのかも・・・？
ちなみにリリは血管が破裂する前もしてからも一度も咳はしませんでした。
毎日元気に走って食べて、とても１４歳には見えない子でした。
悪いといえば耳がかなり遠くなってることくらいでした。
せめて咳してくれてたら早く見つけれたのにな。なんて勝手なこと思ったり・・・ね。
実はリリの本名はリリーです。ララはララだけど。
リリの名前で出た最後の請求書。
「救急蘇生」の文字が辛すぎる
これは院長先生が説明してくださったもの。
血液に押されて心臓が小さく・・・
これは緊急で連れて行った病院にも知らせておいたほうがいいからって
主治医の先生が書いてくださったもの。
かかりつけも緊急で連れて行ったところの先生も獣医師会は一緒だから。
リリ、今でもおねえちゃんはリリが大好きで大好きで愛しすぎてるよ。
おねえちゃんの史上最大の愛娘。
もうあなたのように思えるワンコには出会えないと思う。
リリもララもずっとおねえちゃんの愛娘。
きっとみりりとゆららになって帰ってきたんだね。
リリララの時はお母さんが居たから「おねえちゃん」だったけど
今はみりゆらの「ママ」だよ。
ママっていうより「おかーしゃん」な気がするけど。
ちゃんとみんなに私が死んだら遺骨にリリとララのもぐっちゃぐちゃに混ぜて良いから
一緒に入れてよ！って言ってるからね。
いづれはみりりとゆららのも一緒に！ってなるだろうから
（今から２０数年後にって言いたいな。長生きしてね！みりゆら！！）
骨壷大きいのにしてもらわないとね～。。。ふふ。。。
ね、リリ。
ね、ララ。
ずっと一緒だよ。
みりりとゆららは福岡の「アニマルレスキュー」メンバーさん出身です
