日本には粗食という言葉がありますが、意味は、貧しい食事だそうです。
でも、今の時代に粗食は贅沢な食事ですね。


私の子ども時代は皆、貧しかったので、お肉とお魚は特別な日でない限り買わず、普段は畑で育てた自給自足の野菜で食べるのがほとんどでした。

家で鶏鶏を育てていますが、出来るだけ卵卵を売って、生活費や少しでも子どもたちの教育費を助けるために使った時代でしたので、今はすごく安い卵でも、その時は十分に食べられなかったですね。

ご飯も夏から新米が出るまでは、麦ごはん押し麦がほとんどで、中に少しお米を入れますが、それは祖父母や父のためで、後はほとんど麦だけの食事の時代でした。

今の時代は白いご飯より、麦ごはんが健康にいいと言われ、スローフードとは地元で育てたもの、その季節のものを食べ、出来るだけ素材を生かしたシンプルなものです。

ですから、今の時代は粗食が贅沢と言われるわけです。


私は今、1ヶ月ぐらい夏休みを早めに取っていますが、目的はもっと徹底的に食事療法をしたくて、です。

幸いに父と母が健在ですし、特に母にもっと料理を習いたくて故郷に来ました。

83歳の母ですが、まだ現役の主婦です。

82歳の父と、ダウン症の50歳の妹と3人暮らしです。

母は、みそ、醤油、コチュジャン、イワシのエキス、ジャムや、味噌漬け、しょうゆ漬けなど、いろいろな季節のものを保存しています。

今、梅の季節で、毎年20キロぐらいの梅シロップ梅を作り、料理する時はほとんど砂糖も酢も使わないで、梅シロップを使っていました。


野菜はほとんど、畑で育っています。

今朝、畑に一緒に行きましたが、朝露が消える前に野菜を取る野菜と、柔らかく、美味しいということでした、なるほど


一日中、いつ取ってもいいと思っていましたが、違いました。

朝露が消える前

そういえば、野菜は夜中に朝露を食べて、一番元気な時が朝露が消える前です。

だから一番柔らかく、一番美味しいのですね。

一つ習いました


今朝取った野菜は、サンチュ(レタスの種類)エゴマの葉大豆の葉(枝豆の葉)です。


大豆の葉は、日本では食べませんが、韓国でも私の地方だけだと思います。

栄養も繊維も抜群です

蒸したり、水キムチやみその漬け物、しょうゆの漬け物などで食べます。

秋になると、黄色い葉で辛いキムチを作ります。

私の大好物です

便秘にも効く薬剤です


もう一つ取ったのは、エンドウ豆さやえんどうでした。

今日は、玄米、黒米、エンドウ豆入りのご飯でした。



母は、お肉は田舎の牧場うし2に注文しますし、魚は昔から養殖は買わず、天然だけです。

たまに一緒に魚市場魚に行くと、いつも買うところがあって、新鮮で天然、国産で旬の物だけを選びます。

だしも天然素材だけを使います。

なので、母の料理は味がさっぱりですが、飽きのこない、自然な深みのある味がします。

まだまだ習いたい物が多いですね。

お母さん、もっと長生きしてほしい

まだまだ教えてほしい


昨日のおやつは蒸しサツマイモでした。

今日は野菜と果物のジュースオレンジジュースでした。

リンゴ、人参、生のジャガイモ、スイカ、トマト、ラズベリー、ブルーベリー、桑の実、梅シロップ、それに氷を加えてミキサーで回すと、冷たくて栄養たっぷり、美容にもガン予防にも、免疫力にも便秘にも良い薬剤です。

また続けて、韓国の夏のスローフードを紹介します。