4月10日、マリノスは、日程変更となっていた明治安田J1リーグ第3節を、ホーム日産スタジアムで開催した。
スタジアムの周囲には、桜の花が満開だ。
今日の相手G大阪は、ここのところ勝ち星に恵まれていないが、決して調子は悪くないようだと聞いた。
なにしろ、ゴールに立ちはだかるのは、あの一森選手。
マリノス攻撃陣をもってしても、そうそうゴールは奪えないだろう。
ここのところ恒例となっているトリコロールギャラクシーのあと、キックオフ。
マリノスの先発メンバーは、
GKポープウィリアム、
DF加藤蓮、畠中、エドゥアルド、永戸、
MF喜田、山根、天野、
FWヤンマテウス、アンデルソンロペス、村上。
控えには、ついに復帰してきた小池龍太、さらに強化指定の塩貝が入っている。
マリノスも果敢に攻めるが、試合を支配して攻勢に出たのはG大阪。
だが、放たれるシュートは、ポープが防ぎ切る。
山根の惜しいシュートもあったが、ペースを握れないまま、前半は0対0で終了した。
さて後半、ピッチのこちら側G大阪のゴールに一森選手がやってきた。
一森選手は、ゴール裏スタンドに軽く拍手して一礼して守備位置に入った。
見慣れた背中が、違う背番号をつけて、マリノスと対峙している光景、試合終了まで慣れることはなかった。
後半も苦しい展開になったが、ここを決めてくれるのがアンデルソンロペス。
山根が持ち込んでゴール前に出したパスをしっかりゴールにつなげた。
先制ゴールは後も押され気味だったマリノスは選手交代、塩貝がヤンマテウスに代わって右サイドに入った。
いきなりエキサイティングなプレーですたんどを沸かせた塩貝、その後も積極的にマリノスの攻撃を活性化させた。
ポープら守備陣の奮闘で、7分のアディショナルタイムも凌ぎ、最後の最後終了間際に植中が待望のゴールで追加点、勝利を決定づけた。
厳しい試合日程の中でもゴールを決め続けてくれる、マリノスのエースはアンデルソンロペス。
一森選手、こちらに挨拶に来てくれた。
またいつか、一緒にやろう。