頂点へと進めマリノス | fc2 yokohama リターンズ    ★★★★★

 ホーム横浜国際総合競技場で行われるACLグループステージ第3節は、フィリピンのカヤFCイロイロとの対戦となる。

 

 

 カヤFCには、日本人FW堀越選手が所属している。

 

 

 Jリーグではない試合の、水曜日開催とあって、動員が心配されたが、強者たちがゴール裏に集まってきた。

 

 

 果敢に声援の指揮を執る、我らがマリノス君の雄姿を見よ。

 

 

 負傷離脱者続出の上に、Jリーグとの兼ね合いもあり、注目された今日の先発メンバー。

 

 GK一森、DF松原、喜田、永戸、

 MF渡辺、吉尾、

 FW水沼、西村、杉本、エウベル、井上。

 

 一森が最後尾を務めるのはなんとなくわかるとして、そのほかは誰がどこに入るのか、試合が始まるまで判らなかった。

 

 

 

 DFラインは3バック、渡辺と吉尾がダブルボランチを組む。

 

 水沼、井上が両ワイド、中央に杉本、その左右近い位置にエウベルと西村。

 

 

 両ワイドは、局面で下がってくるとは言え、かなり攻撃的になるので、優位に試合を進めることができる相手と見ての布陣だろう。

 

 

 試合はその通りに進んだ。

 

 カヤFCは、最終ラインに5人を並べて、ゴール前を固めてくる。

 

 それをなんとか崩そうとするマリノスだが、ここで永戸にアクシデントが発生した。

 

 立ち上がれないままピッチを去ると、榊原に交代となった。

 

 そのあと、歩いてはいたので、大事ないといいのだが。

 

 

 吉尾が1列下がり、榊原がボランチの位置に入る。

 

 

 先制ゴールは35分、だが、早々に副審がフラッグを上げていて、両軍アクションがなかったこともあり、直後のVAR介入の意味が、さっぱりなんだかわからなかった。

 

 とにかく、水沼のゴール。

 

 相手が完全に引いていた状況で、この先制点は大きかった。

 

 

 後半も、前半と同じ展開が続く。

 

 なかなか追加点を奪えないマリノスだが、急造の守備陣にも不安はない。

 

 

 杉本のゴールで加点、さらに交代選手を繰り出すと、最終盤は杉本、アンデルソンロペス、植中と、マリノスのCF全員が出場する超攻撃的布陣となった。

 

 アディショナルタイムに、そのアンデルソンロペスが決めて3点め、3対0で勝利を収めた。

 

 

 相手のことを考えれば、勝利は順当。

 

 しかし、このメンバー構成で勝てた、めぐりあわせの良さもあったが、ACLはもちろん、Jリーグにおいても、今日大差で勝ったのがでかい。

 

 逆境に燃えて勝ち進めマリノス。